中世から作られているゴーダチーズ
チーズ市の日を狙って一緒に記念撮影はいかが? |
街なかのチーズ屋さん。巨大ゴーダチーズがドーンと売られている |
ゴーダ近郊の農家で、チーズ作りが始まったのは中世初期のことです。ゴーダはそのロケーションの良さ、さらに近郊の町への魅力的な水路を持っていたことから、自然と取引の中心地になっていきました。そのため町にはチーズ屋さんも多く、ホテルの朝食では何種類ものチーズが食卓を飾ります。
チーズ計量所の壁面。当時の計量の様子を表している |
夏のあいだ、毎週木曜日に開かれるチーズ市も見逃せません。当時の取引の様子が再現され、民族衣装に身を包んだ女性たちがイベントを盛り上げます。会場となるマルクト広場には多くの店が並び、チーズや工芸品を買うことも可能。2009年は6/25~8/27まで。時間は10:00~12:00です。
マルクト広場には、多くのカフェやレストランが集まっています。たとえば、De Smoezer(デ・スムーゼル)は気軽に入れるブラッセリー。広場の様子を眺めながら、フレンチ、オランダ料理、ベルギー料理などを楽しむことができます。また、ふとした小道に潜むレストランを見つけるのも楽しみのひとつ。町はずれの風車の隣にあるフレンチレストランMallemolen(マレモーレン)も人気が高く、コースも29.5ユーロからとお値打ちです。
ゴーダは1日でも充分見て回れる規模の小さな町。でもスケジュールが許せばぜひ一泊して、居心地の良さをゆっくり体感するのがおすすめです。