エコノミーとファーストクラスのワインの違いって?
ランチを兼ねたミーティングでざっくばらんに語ってくれたモネゴ氏。日本酒の利酒師の資格も持ち、とても気さくな人柄 |
ところでエコノミークラスのワインは、ファースト・ビジネスクラスのワインと何が違うのでしょうか? この問いに対してモネゴ氏は「基本的に品質などに大きな差はないのですが、一番左右されるのは供給量です」と答えます。
ルフトハンザで1年間に消費されるワインはなんと約400万本! そのため一銘柄につきエコノミークラスなら約10万本、ファーストクラスでも1万本強のボトルが必要です。つまり機内ワイン選びにおいては、それなりのボリュームを確保できることが大きなポイント。どんなに品質がよく美味しいワインであっても、生産量が極端に少ないと安定した供給ができません。また先を見据えたセレクトも行っており、「今年選んだワインも実際に機内で出すのは5年後ということもある」のだとか。
デザートワインがデザートの味を一層引き立てる。ルフトハンザは機内でもデザートワインを楽しめる |
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