脱定番！ ひねりの効いたグルメ土産5選(4ページ目)

万人ウケする魅惑のチーズ、リダー（ノルウェー）

山羊のチーズ「イエットオースト」は朝食のバイキングなどにも登場する

次は料理をまったくしない人にも喜ばれる一品をご紹介しましょう。お菓子やチーズなど、渡してすぐに食べてもらえるものはお土産の王道です。なかでもヨーロッパのチーズは日本で買うよりずっと安く、種類も豊富。しかも動物検疫の対象外ですので、免税範囲なら安心して持ちこめます。

チーズといえば、フランス・イタリア・オランダなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、今回あえてオススメしたいのがノルウェーのチーズです。実はノルウェーは個性的なチーズを多く生み出している国。チーズ作りの歴史もかなり古く、9世紀頃にアイルランドの修道士に教わりながら作ったのがその始まりといわれています。9世紀といえば、まだバイキングが台頭していた時代ですよ。

ノルウェーの個性派チーズの代表格といえば、山羊の乳から作られたイエットオースト(スキクイーン)が挙げられます。濃いキャラメル色をしていますが、味もキャラメルクリームのように甘く、まるでお菓子のよう。ただクセが強いので、人によって好みがわかれるかもしれません。

スーパーのチーズコーナーでも必ずみかけるチーズ、「リダー」

一方で、万人受けするパーフェクトな風味や食感を誇るチーズがリダーです。リダーとはノルウェー語で騎士の意味。鮮やかなオレンジ色が美しく、その口当たりは実になめらかです。ウォッシュタイプですがクセがありません。そのまま食べるのはもちろん、クラッカーとの相性もよし。スーパーやデパートの食料品売り場で手に入ります。価格は多少幅がありますが、100gで10ノルウェークローネ（約209円）前後です。

次のページでは、ビール選びにもひと工夫を。