物価高に負けない! ノルウェー流お酒の楽しみ方
カール・ヨハン通り沿いにあるカフェは天気が良ければ満員御礼! もちろんパラソルは閉じて太陽の光りをたっぷり浴びるのがノルウェースタイル |
後半で紹介するベルゲンの街にもカフェはいっぱい! |
ところでノルウェーの物価、気になりませんか? 一般的に「北欧の物価は高い」というイメージがありますよね。イギリスのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が調査した世界の生活費ランキングでもオスロは堂々1位(2007年)でした。物にもよりますが、確かに全般的に安いとはいえません。具体的にはペットボトル(500ml)の水が約350円、タバコ1箱が約1,800円です。
ビールの種類もいろいろ。写真はハンザ。世界最北端のビール工場マック・ウルのビールも見つけたらぜひ! |
「一杯を時間をかけてゆっくり飲むんです。人によっては家を出る前に何か食べて、お腹を膨らませてから行く人もいます」
お酒そのもよりもむしろ、太陽の下で他愛もないおしゃべりに興じる時間を味わっているんですね。日本にいるとつい飲むことに集中しがちですが、こんな贅沢な楽しみ方もノルウェーならでは。それでも最近の若者は少し飲みすぎる傾向にあるらしいですが。
シュナプスとも呼ばれるじゃがいもの蒸留酒「アクアビット」も名物。アルコールは約40度! |
「ノルウェー人はきっちり仕事を終えますよ(笑)。基本的に勤務時間は9~17時が多いですが、8~16時など1時間早めて働く人もいます」
夏は夜遅くまで明るいノルウェーは、仕事を早めに切り上げればまだまだ遊べます。オンオフの切り替えをきっちりやる人が多いのも納得ですね。ちなみに地方ではレストランの数が少ないこともあり、休日は友人とホームパーティやバーベキューを楽しむ人が多いそうです。
次のページでは、オスロでお薦めのレストランをご紹介します。