大人のためのテーマパーク、ラスベガス。その名物といえばカジノと……?! 答えは「バフェ」。バフェはいわゆるバイキング形式のレストラン。ラスベガスのバフェはそれ自体もエンターテインメイントと呼べるようなユニークなものばかり。ラスベガスでは必ず味わいたい定番グルメです。
60年以上の歴史を誇るラスベガス名物バフェ
 |
シェフがその場で肉を取り分けてくれたり、注文してから作ってくれたりする(Courtesy of MGM MIRAGE)遊びのレベルと同じく、食のレベルも高いラスベガス。一流シェフによる極上の各国料理が揃っています。とはいえ毎日のようにジャケット着用の高級レストランで食事というのはやっぱり疲れるもの。そんなときに活用したいのがラスベガス名物「バフェ(Buffet)」です。
ラスベガスのバフェは味のレベルの高さはもちろんのこと、種類が多いのもポイント。一度の食事では到底制覇しきれないほどの料理が並びます。アメリカン、イタリアン、中華など世界各国の味を楽しめるバフェが多いのですが、なかには特定のジャンルにこだわるところもあります。
例えば、Le Village Buffet(ル・ビレッジ・バフェ)はフランス料理がメイン。フランスの田舎町をイメージしたかわいらしい店内はまるでテーマパークのよう。ラスベガス一ともいわれる人気バフェです。ほかにも日本食専門のTODAI(トウダイ)などもあります。
バフェの歴史は実に1940年代にまで遡ります。ストリップに一番初めにオープンしたエル・ランチョ・ベガス・ホテルが、「お客様にもっと夜遅くまでカジノで遊んでもらえるように」と1ドルで食べ放題を提供したのがそもそもの始まり。今ではほとんどのホテルにあり、ラスベガスの名物として定着しました。
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