毎年、海外から多くの学生が日本にホームステイにやってきます。(写真提供:ガイヒーリージャパン)
ホストファミリーが知っておくと便利な英語表現をシーン別にまとめました。どれも中学生でも言えるような簡単なフレーズばかり。近々ホストファミリーになる人も、いつかやってみたいと思っている人も、何度も口に出して覚えて下さいね!
<目次>
ホストファミリーが使う英語1. 初めの挨拶
ホストファミリーの役割はゲストを迎えに行くことから始まります。待ち合わせ場所から家に帰るまでに使える便利なフレーズをご紹介します。■Nice to meet you. お会いできて嬉しいです。
最初の挨拶はやはりコレですね。次のような表現も使えます。
- Glad to meet you.
- Wonderful to meet you.
■My name is Wakako, Wakako Koga. 私の名前は古賀和歌子です。
自己紹介する場合、ファーストネームを2回繰り返すと分かりやすいようです。家族などを紹介する場合は、「This is my son, Tsuyoshi.(こちらは息子のツヨシです。)」のように言います。
■Here we go. さあ、行きましょう
シンプルに「Let's go.」でも構いません。「Here we go.」には、これから何かが始まる、というニュアンスが加わります。
■This way. こちらです
歩きながら「こちらです」と促したい時に使います。とても簡単な表現ですが、このフレーズさえ知っていればスムーズに案内できます。
ホストファミリーが使う英語2. 場所やルールを説明する時
一緒に家に帰った後は、家の中の説明をします。その時に使える表現は次のようなものがあります。
日本ではお風呂場とトイレが別々であることを、最初に説明するようにしています。「In Japan, a toilet is located in a separate room.」
- This is your room. ここがあなたの部屋です。
- This is shampoo. シャンプーはこれです。
- These are your chopsticks. これがあなたの箸です。
2つ以上のものを指す時は These are~ になるので注意!
■Here is ○○. ここに~があります - Here is a bathroom. トイレはここです。
- Here is your laundry. あなたの洗濯物はここです。
ものを渡す時にも Here is~ を使うことができます。
■You can ○○. ~してもいいですよ - You can shower anytime. いつシャワーしてもいいですよ。
- You can drink water in the fridge. 冷蔵庫の水を飲んでいいですよ。
許可を与える場合は、can を使います。「Feel free to」を用いて、「Feel free to drink water.」でもOKです。
■Please don't ○○ ~しないで下さい - Please don't touch this. これには触らないで下さい。
- Please don't smoke in your bedroom. 寝室でタバコは吸わないで下さい。
ホストファミリーが使う英語3. ありがとう
ホストファミリーとゲストが一番よく使う表現は、何と言っても「Thank you.」ですね!何につけても、まずは「Thank you.」と言うことで、お互いの信頼が深まります。「Thanks!」も軽い感じでよいです。少し慣れてきた頃に言ってみましょう。
ホストファミリーが使う英語4. どういたしまして
「どういたしまして」の表現もおぼえましょう。いつも同じ言い方ではつまらないので、いくつかの表現をご紹介します。
■You're welcome.
誰もが知っている表現なので、一番言いやすいでしょう。
■My pleasure.
「喜んで」。やや知的な感じ。
■Anytime!
「またいつでもどうぞ!」という感じ。
■It's OK.
洗濯をしてあげたり、何かを手伝ってあげた時などに「大丈夫よ」という感じで使います。
■No problem.
「It's OK」と同様、「どうってことないよ」という感じ。
ホストファミリーが使う英語5. あいづち
外国人と英語で話すことはとても緊張しますが、まずは相手の顔を見て、笑顔でうなずくことから始めてみましょう。
■Yes. ええ。
相手の言うことが正しい、事実である場合に使えます。ややゆっくり目に「イエース」と言うと、「そうよね~。」という感じになります。
■Right. ええ。
「Yes.」同様、相手の言葉に同意する場合に使います。「Yes.」よりも肯定度が高い感じがします。
■Really? ホント?
相手の言葉を意外と感じた時のあいづち。使いやすいです。
■Wow! へ~!
相手の話に驚いた時に使います。相手文化の驚くべき習慣を聞いた時などに使うと効果的。
■Uh-huh うんうん、ふ~ん
発音は「アハ」「ンフ」という感じになります。英語圏の人は、たえずこんな風にあいづちを打っているので、これができるようになると、かなりネイティブっぽく聞こえます。意外に難しいので、ドラマや映画を見て、発音と間の取り方を身に着けましょう。
ホストファミリーが使う英語6. お手伝いを頼みたい時
ホームステイのゲストは「お客様」ではないので、簡単な家事は頼んでも構いません。お手伝いを頼む時のフレーズをご紹介しましょう。
■Will you help me?
手伝ってもらえますか?
■Will you do the dishes?
お皿洗ってもらえます?
■Will you vacuum your bedroom?
あなたのベッドルームに掃除機をかけてくれますか?
■Would you please watch the children?
子どもたちを見ててもらえますか?
■Would you please bring in the laundry?
洗濯物を取り込んでもらえますか?
「Will you~?」より「Would you please~?」の方が、丁寧な頼み方になります。
ホストファミリーが使う英語7. お別れの言葉
ゲストが帰る日が来ました。寂しいけれども、ほっとする瞬間です。楽しい時間を共有できたことをお互い感謝しながら、再会を約束しましょう。
短い間だったけど、一緒に過ごせて楽しかった……ホストファミリーは自宅にいながら海外を感じることができる貴重な体験です。
あなたと素晴らしい時間を過ごせました。
「We had a lot of fun!」と言えば、「楽しいことをいっぱいしたね!」という感じになります。
■Here is a present for you. あなたへのプレゼントです。
最後にプレゼントを渡したい時などに使えます。
■Good luck! 元気でね。
日本語の「がんばってね」に近いニュアンス。
■Come back soon. また来てね。
「Visit us again.」という言い方もできます。
■I'll write to you. お手紙を書きますね。
「メールをしますね。」の場合は「I'll email you.」になります。
■Say hello to your parents. ご両親によろしくね
【関連記事】