ブッダガヤへの道
菩提樹と、その下が金剛座を祀る壇。この壇の前で多くの僧が瞑想を行っている
ブッダガヤの玄関口は首都デリーが一般的。成田からデリーへの直行便はエア・インディアとJALが運航しており、格安航空券で8万円ほどから。ソウル、台北、香港、バンコクなどの経由便もある。コルカタ(カルカッタ)に入ってもよい。
ツアーは8日間20万円ほどから。ブッダガヤを訪ねるツアーは少ないが、探せばヒンドゥー教の聖地ベナレスや他の仏教四大聖地を同時にまわるものもある。特にベナレスは強くオススメする。
■インドの国内移動
ブッダガヤの最寄駅はガヤ。デリーから電車で10~12時間、カルカッタから8~10時間ほど。ローカル電車はえらく時間がかかるうえに、日本では考えられないほど大幅に遅れる可能性があるので、できるかぎり速い電車を使いたい。
ガヤからブッダガヤへはバスで30分ほど。ガヤ駅には馬車が待ち構えているので、馬車でナイランジャナー川を渡るのもロマンティック。
■周辺の世界遺産&ツアー情報
デリーには「フマユーン廟」「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」「デリーのレッド・フォートの建造物群」という世界遺産があり、アグラには「タージマハル」「アグラ城塞」、アグラから日帰り圏内に「ファテープル・シークリー」「ケオラデオ国立公園」という世界遺産がある。時間があれば訪ねておきたい。
ブッダガヤのベストシーズン
酷暑が4~6月で、雨季が6~9月。北インドはどこに行くにせよ、この時期を避ける旅行者が多い。世界遺産基本データ&リンク
ナイランジャナー川(尼連禅河)にかかる橋と、はるか彼方に見えるふたつコブの山がプラーグボディ山(前正覚山)
登録名称:ブッダガヤの大菩提寺
Mahabodhi Temple Complex at Bodh Gaya
国名:インド
登録年と登録基準:2002年、文化遺産(i)(ii)(iii)(iv)(vi)
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