受験生は冬休み、年末年始、お正月……休むのは2日間まで
年末年始・お正月に受験生が休むのは、大晦日と元日の「2日間」まで!
というのも、一度乱れた生活習慣を、元に戻すのはなかなか大変。そこで、ぜひ守って欲しいのが「休むのは2日間まで」というルール。3日間以上休むと、頭までなまってしまいます。お休みは、大晦日と元日の2日間にとどめておきましょう。
受験生にとって理想的な年末年始・お正月の過ごし方を、スケジュール表にしてみたので参考にして下さい。
日付 | 冬休み・年末年始の過ごし方 |
---|---|
~12月29日 | 通常通りの受験勉強 |
12月30日 | 午前中を中心に勉強 午後は自分の部屋の大掃除 |
12月31日 | 家の手伝い(大掃除など) |
1月1日 | 朝8時には起床 初詣で合格祈願 |
1月2日 | 午前中は簡単な暗記もの 午後は親戚回りなど |
1月3日 | 午前中は簡単勉強 |
1月4日~ | 通常通りの受験勉強 |
冬休みの受験勉強は大切だけど、気分転換も必要
受験生の冬休み中の普段の勉強は午前中を中心に、そして夜は10時ごろまでが理想です。大晦日と元日は勉強しなくてもOK。代わりに大掃除など家の手伝いをしたり、初詣に行き合格祈願をしたりして、気分転換をはかるのが良いでしょう。受験生にとって気分転換も大切な要素。ただし、夜更かししても夜1時頃まで、朝は必ず8時までには起きるというルールだけは守りましょう。いくら短い期間とは言え、大幅な生活習慣の乱れは軌道修正が難しくなってしまいます。
受験生にとってのお正月、一年の計は元旦にあり
お正月、ぜひやって欲しいのが、家族で新年の抱負について語ることです。普段こうした機会は中々ないですし、「一年の計は元旦にあり」とも言います。気がゆるみやすいお正月だからこそ、受験生にとっても気を引き締める機会を大切にしたいですね。そもそも元旦とは、元日の朝を表します。ですから、一年の計は元日の朝にあるということになります。いくら元日だからといって、お昼まで寝るのは好ましくありません。元日の朝にしっかり起きられることが、一年の始まりとしてとても大切です。
冬休み宙に勉強習慣を夜型から朝型へ
受験生というと、夜遅くまで勉強するというイメージがありますね。でも、これは間違い。夜型の勉強スタイルは、効果が低いことが科学的に証明されています。受験生にとって理想的な勉強スタイル。それはズバリ「朝型の勉強スタイル」です。数学など特に思考力が問われる教科は、午前中に勉強するのが理想的。また、朝型の勉強スタイルは、早寝早起きの生活習慣の確立にもつながり、まさに理にかなっているのです。
夜更かしは受験生の天敵。かつてガイドの教え子の中にも、入試本番で「眠くなってしまって、試験に全然集中できなかった」という子がいました。どうやら夜型の勉強が原因だったようです。
肝心な入試本番で失敗しないためにも、冬休みのこの時期に、朝型の勉強スタイルを身につけたいものですね。
【関連記事】