高校入試日程を確認し、受験対策スケジュールを立てよう

高校入試直前になって慌てないため、早めの傾向と対策と受験対策が重要!

高校入試直前になって慌てないため、早めの傾向と受験対策が重要!

高校入試の多くは、1月から3月の間に行われます。入試直前になって慌てないため、そして志望校絶対合格のため、早めに傾向と対策は受験対策の大前提です。そこで、入試までの主なスケジュールについてまとめてみました。

<目次>
高校入試までの主なスケジュール
ココから差がつく、夏休みの過ごし方
次は、後半戦!秋の受験勉強のポイント
受験モードへ!冬休みの過ごし方
ラストスパート!1月~3月の過ごし方
 

高校入試日程とそれまでの大まかなスケジュール

公立高校の入試の時期は、それぞれの自治体(都道府県)によって異なります。例えば、東京都の平成31年度の入学者選抜試験(一般入試)は、2月22日(金)となっています。他の自治体でも、おおよそ2月下旬から3月中旬ころまでに行われます(詳しい日程は、各自治体から前年の5~6月頃に発表されます)。

私立高校と国立高校の入試時期は、公立高校よりも少し早めの1月中旬から2月中旬ごろまでに行われる傾向にあります(各高校が独自に入試を行いますので、詳しい日程については各高校の募集要項を確認してください)。

私立と国立の高校を併願することはできますが、入試時期の関係もあり、国立と公立の高校を併願することはできない地域もあるので注意が必要です。

以上の入試を含めた、高校受験の1年をまとめてみました。それぞれ地域によって異なりますが、代表的なスケジュールです。

■高校入試までの大まかなスケジュール
・5~6月ごろ:入試日程の公表
・6月ごろ~:高校の体験入学のお知らせ・申込み開始
・6月下旬~7月上旬:公立中学校の1学期末試験
・8月中旬~下旬:進学塾の模擬試験(夏期)
・夏~秋ごろ:高校の学校説明会
・11月下旬~12月上旬:公立中学校の2学期末試験
・12月下旬:進学塾の模擬試験(冬期)
・1月中旬:公立中学校学年末試験
・1月~2月:私立・国立高校の入学試験
・2月~3月:公立高校の入学試験
 

4月~7月:定期テスト中心の勉強を心がける

この時期は部活動もあり、また高校入試の受験本番までの期間が長いので、受験への意識があまり高まりません。ここは無理に受験を意識させずに、むしろ部活動への積極的な参加や学校の定期テストに重点を置いた勉強を心がけさせましょう。

受験は勉強だけでなく、部活動を最後までがんばる(やり抜く力)も大切なのです。
 

夏休みの過ごし方:いよいよ受験勉強を本格的に開始!

8月に入る頃には部活も落ち着き、高校入試の受験勉強モードへのスイッチを!

8月に入る頃には部活も落ち着き、高校入試の受験勉強モードへのスイッチを!

中学3年生の夏休み初めは、部活動の大会などがあり、忙しい時期を過ごすことになります。ですが、8月に入る頃には落ち着いて高校入試の受験勉強をする環境が整い、受験モードへのスイッチを入れてあげるようにしましょう。

もし、学習塾への入塾を考えている場合は、遅くとも3年生の夏休みまでに入ることをオススメします。理由は、塾側でこの時期に1・2年生の復習と苦手科目の克服に力を入れているからです。

高校受験では、1・2年生で学んだ内容と、3年生の1学期で学んだ内容から7割程度が出題されます。よって、夏休み中にこれまで学んだ内容の復習をさせることが合否の分かれ目になってきます。特に、英語と数学は復習をしてから成果が出てくるまでに時間がかかります。夏休みであるこの時期から継続して、基礎基本をしっかりとおさらいしておく。これが基本です。

勉強した成果はすぐに現れません。不安になったりあわてないことが何よりも大切です。子どもの個人差によりますが、早ければ秋ごろ、遅くとも冬休みまでには必ず成果が現れてきます。

また、部活動がなくなるこの時期は、どうしても子どもの生活リズムが乱れてしまいがちです。勉強する習慣の確立を心がけたいものですね。夜更かしをさせず、早寝早起きを心がけ、課題や勉強は涼しい午前中にすませてしまう。このような生活が理想的です。

とはいえ、まだまだ受験まで日があり、暑さが厳しいこの時期は、どうしても気がゆるみがちになります。そのような場合は無理に勉強を強制しないようにしましょう。時には、志望する高校をリストアップして、高校について話し合ってみる。一度だけ過去の入試問題を解かせてみるなど、気分転換や子どもが目標意識をもって受験勉強ができるような工夫をしてみるといいですね。
 

9月~12月:暗記科目と苦手科目を中心に勉強し、内申点UPも重視

9月・10月頃から暗記科目と苦手科目を取り組めば、まだまだ挽回可能!

9月・10月頃から暗記科目と苦手科目を取り組めば、まだまだ挽回可!

公立高校では、入試当日の筆記試験の点数のほかに、内申点(=通知表の評定値の合計)と呼ばれるものも合否の判定に用いられます。

受験する高校(自治体)によっては、1年生からの成績も含まれるところもあります。そうでない場合も、3年生の2学期の成績も内申点に含まれるので、この時期でも内申点アップに力を抜くことがないようにしましょう。

9月、10月頃は、国語・理科・社会を中心に1・2年生の内容の復習も大切にしましょう。特に社会は暗記科目なので、受験本番が近づいてきたこの時期からでも、まだまだ挽回が可能です。また、苦手科目の克服も、この時期にやっておきたいものです。

勉強面以外では、ぜひこの時期に、受験勉強だけでは身につかない「教養」を意識して学ぶことをオススメします。なぜ「教養?」と思ったかもしれませんが、多くの高校が入試に面接を採用しており、面接で勉強面以外での子どもの個性を試そうとするからです。この時期に、息抜きがてらいろいろなところへ連れて行ったり、たくさんの本にふれる機会などを進んで提供していきましょう。

また、夏以降、多くの高校で学校説明会や体験入学が行われます。志望する高校の説明会は、必ず参加しましょう。実際に高校へ行ってみると、「その高校の校風がよくわかった」「実は通うのに大変だった……」など、志望校選択の際に役立つ情報が必ず手に入ります。
 

冬休みの受験勉強:高校入試に出そうな問題を解く!志望校も決定を

中学3年生の冬休みは、模擬試験の合否判定なども考慮し、志望校も確定させよう

中学3年生の冬休みは、模擬試験の合否判定なども考慮し、志望校も確定させよう

高校入試直前の中学3年生の冬休みは、受験モードが相当高まっているのが理想的。ここまでがんばってこられた子もそうでない子も、もう後には引けません。

勉強面では、夏休みから勉強し始めたことの成果が出始めるころ。勉強方法を「インプット(覚える勉強)」から「アウトプット(実力を出しきる勉強)」へと変える必要があります。

一般に受験勉強は頭に知識を詰め込むことだけのように思いがちですが、せっかく頭に詰め込んだ知識でもすべてを出し切ることは容易ではありません。少しでも覚えた知識や実力を出し切るために、「実力を出し切る勉強(アウトプット)」を取り入れましょう。

具体的にどのような勉強方法かというと、でる順と呼ばれる入試に出やすい問題を解いてみることです。入試に出やすい問題はそれだけ基礎基本のことがらであり、実際、入試に出やすい問題です。また、問題慣れをしておくことで、受験本番で緊張したり無用に焦ったりすることが少なくなるなど、この時期には欠かせない勉強法です。

ただ解くだけではなく、入試時間に合わせたり、目標点数(合格点)を設定するなど、本番へ向けての「意識づけ」を行うことも大切です。

志望校については、遅くとも冬休みまでには決定しておきましょう。この時期には、進学塾での模擬試験が行われ、合否判定の資料が出てきます。それをもとに判断することになりますね。冬休みが終わったら、出願の準備もしなければいけないので必須です。

最後に見落としがちですが、この時期は寒さが厳しい時期でもあり、風邪をひくなどして体調を崩す可能性があります。規則正しい生活習慣を心がけさせ、栄養のバランスのとれた食事を用意してあげましょう。
 

1月~3月:過去問や入試予想問題を活用、体調管理もしっかりと

冬休みは過去問や入試予想問題集を解こう

冬休みは過去問や入試予想問題集を解こう

受験する高校の過去の入試問題(過去問)を解くことは、その高校の入試傾向を知る上でとても大切なことです。過去問は受験シーズンになれば、書店で販売していますので必ず買って解くようにしましょう。

ただし、過去問は過去問。一度その高校で出題された問題は、二度と出題されることはありません。また、受験する高校の入試問題のパターンが突然変わったりすることも。そこで、いろいろな高校の過去問や市販の入試予想問題を解いてみることも大切。進学塾の入試直前講習に参加してみるのも効果アリですね。

面接対策としては、あらかじめ面接で質問されそうな内容やその答え方などを書き出す。そして、家庭で模擬面接などを行う。これを徹底的にしましょう。本番で緊張したり、あがったりしないためにも大切なことなんです。

最後に、体調作り。ここまで受験のための準備を重ねてきても、本番であがってしまったり、体調を崩してしまってはまったく意味がありません。特に、入試本番とインフルエンザ流行の時期が重なることがあります。受験生本人だけでなく、家族も予防接種を受けるなど、受験生によって最良のコンディションづくりのため、万全の対策を立てましょう。


以上、高校受験の標準的な1年の過ごし方になります。受験は受験生本人だけでなく、お母さん、お父さん、そして家族ぐるみのサポートがあってこそ、成功するものです。たった1年。されど1年。悔いを残すことなく、惜しげのないサポート体制を築いてあげましょう。

 

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