ハーブでゴキブリ対策!
ハーブでゴキブリ対策!
強い薬剤に頼ってしまいがちですが、スプレー缶は環境への負荷を高める可能性があります。
ホウ酸団子などの手作りも出来ますが、ホウ酸は、お子さんやペットがいる家庭では、その辺に設置することも危険。5gクチに入れただけで大変なことになってしまうほどの猛毒です。それもそのはず、何億年も生き抜いてきたゴキさんを殺すほどの猛毒なのですから。
ゴキさんを誘き寄せて、捕獲するタイプの市販品も一般的ですが、「出来ればその姿自体を見たくない」という方も多いはず。誘き寄せるということは目の前に出てきてしまうし、かえって多く引き寄せてしまうことに…。
強い薬剤や、捕獲装置などを買わなくても、ゴキさんの生態と予防法を知っていれば、発生を予防することが出来るはず。
それでももしゴキさんに出会ってしまったら…慌てず騒がず(無理?)一撃必殺できて環境にも優しい方法で撃退しましょう!
まずは生態を知って予防!
シンクをきれいにしているだけで、ゴキ発生率はかなり減少!面倒でも確実にやりましょう!
玉ねぎとビールが大好物で、狭い隙間と食べ物のカスがあればどんどん繁殖していきます。
食べ物のカスや水があるところといったら「シンク」。三角コーナーなどの生ゴミ置き場は撤去しましょう!
排水溝のゴミ受けの生ゴミも、すぐによく絞って、何重にも袋で縛り、すぐにゴミ捨て場に捨てに行く習慣をつけたほうが良いです。
シンクは使い終わったら、新聞紙や雑巾などで、拭きあげましょう。
布きんや雑巾は、濡れたままにしておくと水分を提供することになってしまうので、よく石けんで洗って、酢水に浸し、よく絞ってすぐに干しましょう。
手抜き工事でシンク下が5mm以上空いている状態!100均の段差をなくすグッズを貼り付けて侵入予防しました! |
あとはエアコンのダクトなどから侵入されたりすることもあるようなので、ダクトの付近も塞ぎましょう。
エアコンの室外機のホースの口には、生ゴミ用のネットなどで塞ぐと良いと思います。たまにネットは交換しないと汚くなって詰まったりして、故障にも繋がりますので注意してください。
アロマ等を使ったロハスなゴキ発生予防
ここでは、誘き寄せて駆除、というよりは、ゴキさんがウチに訪れる前に、予防線を張ろうという試みです。
小皿等に盛った塩にアロマオイル(エッセンシャルオイル)を5~10滴垂らして、ゴキさんが発生しそうなところ(シンク、シンク下戸棚)に置いておきます。
冷蔵庫の裏など小皿等が置けない場所は、市販のお茶パックなどにアロマオイルを垂らした塩を入れて、隙間に差し込んでおきます。取り出せるようにヒモなどをつけておくと便利。
香りが弱くなったと感じたら、再度塩にアロマオイルを振り掛けて効果を復活させてくださいね。
ゴキさんには嫌いな香りがあります。
●クローブ(丁子)…フトモモ科の植物で、コショウと並んで昔から香辛料として愛用されているハーブ。
●ペパーミント…シソ科の植物。強烈なメントール臭。サッパリした香りです。記事 頭も体もスッキリ!「ペパーミント」参照
●レモングラス…イネ科の植物。爽やかなレモンの香り。。記事「おすすめエッセンシャルオイル レモングラス」参照
他にも、ラベンダーやニーム、ユーカリ、ゼラニウム、シナモン、ティートゥリーなどもあります。
他には、スパイスで有名なローリエの葉っぱを、至るところに置いておくとか、クローブの実をティッシュなどに包んで置いておくという方法もあります。
ガイドも実践!外から飛んで入ってくるゴキ予防
ゴキさんの嫌いな香りのアロマオイルをアロマポットで炊く方法。家中にサッパリした香りが広がって、気持ちいいですよ。
それと、入浴時に芳香浴してしまう方法。お風呂に数滴アロマオイルを垂らすのが芳香浴ですが、ペパーミントやレモングラスなど、ゴキさんの嫌いな香りなら、気持ちいいし、お風呂場や洗面所のゴキさん発生予防にも役立つのではと思います。
それでもゴキ発生してしまったら
ポンプ式になっていて油をスプレー噴射できる調理の便利グッズ。楽天市場でも買えます。ゴキ退治にも使える! |
液体石けんや中性洗剤でゴキを窒息死させるという方法が知られているようですが、実は食用油(サラダ油など)でもゴキは窒息死します。
退治し終わったら(そのまましばらく置いておかないと復活するかも)、重曹をタップリ振り掛けて、油を吸収させ、チリトリなどですくってビニールに入れて口をキツく縛り、ゴミに捨てて下さい。
■熱湯で退治
電気ポットがあるお宅なら、熱湯はいつでも出せますよね。湯のみなどにお湯を汲み、ゴキにジャッ!とかけます。
さすがのゴキも生き物ですから、火傷して死んでしまいます。周りに人がいるときには使えない方法です。火傷に気をつけてください。
【注意事項】
※アロマオイルは、使ってはいけない時と場合があります。特に妊娠中・授乳中などは禁忌となっているアロマオイルもありますので、特性を理解の上ご使用下さい。
※食用油や熱湯を使うときは、火傷に注意し、周りに人やペット、電化製品、油の場合は火の元などがないことを確認してから使ってください。
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