食物繊維にカロリーがある?!
食物繊維のカロリーはいくら? |
いったい食物繊維にどんな変化があったのでしょうか?
食物繊維は、まだ研究中!
食物繊維といえば、今では健康に欠かせないものとして認識されていますが、その重要性が発見されたのは、1970年頃。まだ40年も経っていないのです。もちろん、それまで食物繊維の存在が見つかっていなかった訳ではないのですが、それまでは「食べ物のカス」扱いだったのです。ビタミンが発見されたのが1910年頃なので、約100年前。それに比べると、食物繊維はまだ研究期間も短いのです。
さて、そんな食物繊維ですが、日本では、「人間の消化酵素で分解できない難消化性成分の総称」とされています。実は、これは国際的に統一されておらず、国によって微妙に分類が違うのです。
例えば、イギリスでは植物由来の繊維と機能性のある繊維だけを食物繊維と呼んでいたり、アメリカでは植物由来の繊維だけを食物繊維と呼んでいます。(植物以外の繊維は別途定義されています)
この議論はまだ世界的な基準が固まっておらず、現時点で議論の最中なのです。(2008年03月)
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