ビタミンAを多く含む食材
ビタミンAは動物の体の中では肝臓に蓄えられます。なので、レバーにはビタミンAが沢山含まれています。妊娠中の貧血などで、「貧血解消=レバー」と思われがちですが、実はビタミンA過剰症の心配があるのです。妊娠中はレバーを摂り過ぎないよう注意しましょう。(貧血解消はレバー以外の食材やサプリメントを用いましょう。)
また、プロビタミンAであるカロテノイド(β-カロチン等)は、緑黄色野菜に沢山含まれていて、過剰症の心配もありません。ビタミンAを摂りたい時には、かぼちゃ・ニンジン・ほうれん草等の緑黄色野菜を積極的に摂るようにしましょう。
サプリとしてのビタミンA
一日のビタミンA摂取基準(2~40代成人)男性 | 女性 | 妊娠期 | |
推奨量※1 | 750mg | 600mg | 670mg |
上限量※2 | 3000mg | 3000mg | 3000mg |
平均摂取量※1 | 約760~880mg | 約730~860mg |
(日本人の栄養摂取基準2005・平成16年国民栄養調査より抜粋)
※1 プロビタミン・カロテノイドを含む。 ※2 プロビタミン・カロテノイドを含まない。
平均摂取量が推奨量を上回っているので、摂食障害等の場合を除いて、普段の生活でビタミンA不足の症状が表れることはほとんどありません。
サプリメントでは気付かないうちに摂りすぎてしまう危険性もあるので、裏書をしっかりチェックして上限量を超えない程度の量を心掛けましょう(複数のサプリメントをとる場合は合計量に注意!)。ビタミンAをサプリメントで補いたい場合は、安全なプロビタミンであるカロテノイドを選ぶようにしましょう。
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