おやつに食べよう、アーモンド
緑黄色野菜などに含まれるビタミンC は、油分と一緒に食べることで、ビタミンの吸収率もアップ |
特にビタミンEの含有量が多いアーモンドは、約10粒で4.4mgのビタミンEを摂取できます。これは、1日のビタミンE必要量の約40%を摂取できることになります。
置き菓子チョコレートの替わりに、デスクの引き出しにはアーモンドを一袋常備。これでお手軽にツヤ肌対策ができるのです。
一方、チョコレートでアーモンドと同じだけのビタミンEを摂取しようと思うと100gの板チョコを3枚以上食べないと摂取できません!! もちろんカロリーは恐ろしいものになります。できるだけ少なめのカロリーで、有効にビタミンEを摂取できるアーモンドをお勧めします。
また、時間が経ったアーモンドは渋みを感じることはありませんか?
これは酸化のサイン。ビタミンEは熱に弱く、空気にさらしておくと酸化しやすいのが特徴です。植物油を使う場合も、なるべく新しいものを使うようにしましょう。
※酸化すると体にあまりよくないので、油を保存する時は、透明の容器ではなく色の付いた瓶に入れて冷蔵庫で保管すると酸化を防ぐことができます。
オイルは熱を加えず生で食べるのが一番なので、フレッシュなオイルでドレッシングを手作りしましょう。自分で作ることで、どれだけの油を摂取しているかが分かるので、油の摂り過ぎが気になる方もお好みに応じて調整することができます。
うなぎにもビタミンEがたっぷり! |
■動物性食品
うなぎの蒲焼(1枚約100gに4.9mg)
マグロの油付け缶詰(50gに4.6mg)など
■植物性食品
アーモンド(約10粒に4.4mg)
かぼちゃ(約80gに3.7mg)
サラダオイル(大さじ1杯に2.5mg)など
※アーモンドやナッツ類を手軽に補う方法として、粗く砕いてサラダやトーストにトッピングしてみてはいかがでしょうか?
【 あわせて食べると効果的な食材 】
■ビタミンC、β-カロテンなど
※ビタミンEとCを合わせて摂るとお互いのビタミンをよりよく摂取することが出来ます。単体で摂るより必ず併せて摂るようにしましょう。
※ビタミンCを多く含む菜の花のおひたしにアーモンドをちらしたり、フレンチドレッシングやヨーグルトなどに入れてもよくあうので、ぜひ試して下さい。
【 ビタミンEの一日摂取基準 】
■男性女性ともに……10.8mg
※厚生労働省 第6次改定日本人の栄養所要量「食事摂取基準」についてより抜粋
【 ビタミンEをおいしく摂れるレシピ 】
「冷凍ムキえびで作ったえび団子」(料理のABC)
「ツナコーンのクレープ包みフライ」(料理のABC)
「かぼちゃとアボカドのディップ」(ホームメイドクッキング)
肌に浮き出るイヤな油も、除去のしすぎは禁物です。乾燥肌の方は、お化粧直しのときに油とり紙ではなく、ティッシュで皮脂を抑える程度にしましょう。
逆に皮脂量の多い方は、しっかりと皮脂を取るようにしましょう。いつまでもテカテカのままだとお肌が酸化し、化粧崩れだけではなく、肌老化や吹き出物の原因になります。
みなさんも良質な油分を味方につけて、ツヤピカ肌を手に入れましょうね!