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観葉植物のイメージづくりはマルチングで(2ページ目)

観葉植物の鉢に「マルチング」をすると、予算をあまりかけずに、手軽にインテリアのイメージチェンジができるのをご存知ですか?インドアプランツにおける「マルチング」のこと、写真を使って詳しく紹介します。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド


鉢カバーとのすき間の処理方法

金網を載せる
 
鉢と鉢カバーのすき間が広い場合は、マルチングする素材が下に落ちてしまわないよう、金網など、メッシュ状のものを用いてフタをします。写真では、やわらかい金属の網を適当な大きさに切り、さらに鉢の形状に合わせて折り曲げて使用しています。


バークチップを載せる
基本的にはどのような素材でもOKなのですが、鉢の形と植物の茎の部分に合わせて切らなければならないので、ハサミで簡単に加工できる素材が適しています。鉢底ネットのようなプラスチックのネットなどを使用しても良いでしょう。また、木の板や樹脂製の板状のものを使用しているのを見かけることもあるのですが、鉢の中が蒸れてしまうこともあるので、通気性の良い素材を使うことをおすすめします。


いろんな素材でマルチングを楽しもう!

マルチングは、バークチップに限らず、玉石やコケなど、様々な素材でも楽しむことができます。要は、中の鉢や土を隠してしまう素材であれば何でもOKなのです。
クワズイモ
ブリキのバケツを鉢カバーに。玉石でマルチング。
皆さんは、インテリアのイメージに合わせて、植物や鉢を選んでいるかと思います。マルチングは、そのイメージをより強調するものと考えると、様々なアイディアが浮かんできます。

シンビジウム
モダンな鉢に、ドライのモスでマルチング。
たとえば、モダンなイメージを強調したければ、黒くてツヤのある那智黒石という玉石をつかったり、しっとりとした和風庭園のような情緒を醸し出したければ、苔を使用するなど、同じ植物と鉢を使ったとしても、マルチングの素材を変えることで、イメージを変えることができるのが面白いところです。


いままで普通に置かれていた鉢も、マルチングをすることで、驚くほどイメージが変わるはず。予算をあまりかけずに、手軽にインテリアのイメージチェンジができる方法のひとつです。

【関連ガイド記事】

「同じ植物でも、鉢カバーしだいでイメージが変わる」という話。
インテリアグリーンには鉢カバーを!

お部屋のアクセントとしての観葉植物の選び方。
部屋のアクセントになる観葉植物の選び方

ガーデニングの寄せ植えも、マルチングしだいでイメージが変わります。
ヤマアジサイのシックな寄せ植え

【関連記事】

ガーデニングにおけるマルチングについては、こちら。
冬越し・防寒 寒さはチープに乗り切ろう!

ガーデニング用語辞典

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