鉢カバーとのすき間の処理方法
鉢と鉢カバーのすき間が広い場合は、マルチングする素材が下に落ちてしまわないよう、金網など、メッシュ状のものを用いてフタをします。写真では、やわらかい金属の網を適当な大きさに切り、さらに鉢の形状に合わせて折り曲げて使用しています。
基本的にはどのような素材でもOKなのですが、鉢の形と植物の茎の部分に合わせて切らなければならないので、ハサミで簡単に加工できる素材が適しています。鉢底ネットのようなプラスチックのネットなどを使用しても良いでしょう。また、木の板や樹脂製の板状のものを使用しているのを見かけることもあるのですが、鉢の中が蒸れてしまうこともあるので、通気性の良い素材を使うことをおすすめします。
いろんな素材でマルチングを楽しもう!
マルチングは、バークチップに限らず、玉石やコケなど、様々な素材でも楽しむことができます。要は、中の鉢や土を隠してしまう素材であれば何でもOKなのです。
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ブリキのバケツを鉢カバーに。玉石でマルチング。 |
皆さんは、インテリアのイメージに合わせて、植物や鉢を選んでいるかと思います。マルチングは、そのイメージをより強調するものと考えると、様々なアイディアが浮かんできます。
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モダンな鉢に、ドライのモスでマルチング。 |
たとえば、モダンなイメージを強調したければ、黒くてツヤのある那智黒石という玉石をつかったり、しっとりとした和風庭園のような情緒を醸し出したければ、苔を使用するなど、同じ植物と鉢を使ったとしても、マルチングの素材を変えることで、イメージを変えることができるのが面白いところです。
いままで普通に置かれていた鉢も、マルチングをすることで、驚くほどイメージが変わるはず。予算をあまりかけずに、手軽にインテリアのイメージチェンジができる方法のひとつです。
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