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夏を演出する大きめ観葉植物は、今が旬!(2ページ目)

人間にとって不快な梅雨は、実は、観葉植物にとってのベストシーズン。こんな時におススメなのが、大きめの観葉植物です。特徴的な大型の観葉植物のなかから、育てやすいものを3種類、ピックアップして紹介します。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

リゾートムードいっぱいの ストレリチア

ストレリチア
このような鉢に入れると、モダンな印象のストレリチア。バスケットなどに入れれば、また違う印象に。

別名を「ゴクラクチョウカ」といいます。南アフリカ原産のバショウ科の植物です。

ストレリチア 花
別名の由来は、この花を見れば、一目瞭然ですね。「バナナの木」や「旅人の木」を小さくしたようなこの植物は、花が咲いていなくても、リゾートホテルのようなトロピカルなイメージを演出してくれます。また、たとえば、縦長の形をしたシルバーの鉢などに入れれば、モダンな空間にも、ぴったりマッチします。

寒さにも比較的強く、育てやすい植物ですので、暖かい季節は屋外でもOK です。とにかく日光を好みますが、置き場所さえ選べば、観葉植物初心者の方でも大丈夫です。ただし、屋外に置いた際、風に当たりすぎると葉が傷んで、裂けたようになってしまいますので、ご注意を!

細かな葉が軽やかに揺れる シマトネリコ

シマトネリコ
様々な樹形のタイプがあるシマトネリコ。こちらは、細い幹が何本も立っている株立ちタイプ。

モクセイ科の植物で、原産地はインドから沖縄のあたりです。

小さな葉が密についていて、軽やかなイメージですし、どんなインテリアにもマッチしやすいので、特に人気が高い品種です。2m以上もある大きなサイズのものから、40~50cm程度のサイズのものまで、また、がっしりとした一本立ちのものから、さらっとしたイメージの株立ちのものと、サイズや仕立て方などのバリエーションも豊富に売られているので、ゆとりがあれば、いくつか見比べてみて、インテリアのイメージに合った樹形のものを選ぶのがおすすめです。

ところで、「これって、庭木ではないの?」と思われた方、いらっしゃいますか?

シマトネリコB
屋外に地植えされているシマトネリコ。
実は、最近冬の寒さが厳しくなくなってきた東京近郊では、沖縄原産のシマトネリコを庭に地植えしても、問題なく冬越しできるようになってきています。庭に植える常緑樹で、このようなイメージを持つ庭木が少ないことから、庭木としての人気も高まってきているのです。

庭に地植えできるほど性質は丈夫。環境が合えば、生育も旺盛です。枝が茂りすぎると、内側の葉に日が当たらなくなり、枯れてきてしまうことがありますので、込み合った部分を整理するように剪定をします。。



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