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健康な肌に必要な基本成分はこれ!(2ページ目)

ビタミンB群。ご存知の方が多い、有名なビタミンです。でも、その種類が8種類あることを知っていましたか? 今回は8種類のなかでも肌の健康のために欠かせないものをピックアップしてご紹介します。

執筆者:小泉 美樹

肌荒れの緩和に……ナイアシン

ナイアシン
アルコール、コーヒー、砂糖、抗生物質などに弱い性質をもっています。(イラスト提供:サプリメントクチコミランキング
ナイアシンは皮膚、舌などの健康維持に必須のビタミンです。新陳代謝の副産物として体内で生成されますが、その量は所要量を満たすまでにはいきません。また、アルコール、コーヒー、砂糖、抗生物質などはナイアシンの吸収を妨げてしまうので、意識して摂取する必要があるといえます。水溶性で熱やアルカリ、光に強く、酸化されにくい性質です。

ナイアシンを多く含む食品(100gあたりに含まれる量の多いもの)ベスト5は以下の通りです。
  • たらこ(生)……49.5mg

  • まぐろ(びんなが) ……20.7mg

  • かつお……19.0mg

  • いわし(丸干) ……15.6mg

  • 豚肉(レバー) ……14.0mg



コラーゲンの生成にも関わる……ビオチン

ビオチン
細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミン。不足すると皮膚や粘膜にトラブルが起きます。(イラスト提供:サプリメントクチコミランキング
ビオチンは、血液の流れを良くし皮膚の再生力を高めたり、皮膚の機能を正常に保つ効果があります。コラーゲンの生成にも関わっています。穀類や肉など多くの食品に広く含まれ、腸内細菌によっても合成されるので、一般的に不足することはあまりありません。熱に弱い性質です。

ビオチンを多く含む食品(100gあたりに含まれる量の多いもの)ベスト5は以下の通りです。
  • 豚レバー 92.3μg

  • 大豆……61.2μg

  • くるみ……36.9μg

  • たまねぎ……21μg

  • えんどう豆……18μg



一緒に摂って効果アップ

ビタミンB群の中に、こんなにも肌の為にいい成分があることは意外と知られていないのです。肌への働きのあるものをピックアップしてご紹介しましたが、ビタミンB群はお互いに協力関係をもちながら、様々な物質代謝に関わっています。一つでも不足すると連鎖的に働きを止めてしまう為、全体をバランスよく摂取する事が必要です。しかし食品から何一つ不足なく摂るのは大変ですので、サプリメントを上手に利用することをおすすめします。ただし、ビタミンB群は水溶性成分のため摂り過ぎても余計な分は尿として排出されてしまいますので、1日に数回に分けて摂るようにしましょう。

サプリメントで摂取する場合、ついつい効果を期待するあまり量を多く摂ってしまうことがありますが、どんなに体にいいものでも摂りすぎは体の毒になります。製品の表示に書かれている量を守るようにしてください。サプリメントで摂取する場合、薬を服用中の方、妊娠中の方など医療機関を受診中の方は医師にご相談下さい。

上手にビタミンB群を取り入れて、ツヤツヤ・しみなし肌を目指しましょう。

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次回の記事は2007年5月22日UPです。ご期待下さい。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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