空港で聞き逃してはいけない英語は?
飛行機に乗る際に必要な英語
空港に着いたらまず掲示板をチェック
まず、空港には、フライトナンバーや行き先、出発時間などが書かれた掲示板がありますよね。チェックインカウンターで搭乗券をもらったあとも、念のためここでゲートナンバーをチェックしておきたいところです。さらに必要なのが、remarks(注意事項)と書かれた欄。例えば、こんな表示があります。
delayed(遅延)
on time(定刻通り)
delayedの後にはたいていestimated departure time(予定出発時刻)があるので、必ず確認しておきましょう。この予定出発時刻、あとから変わることもあるので、いったん見たからといって安心せず、その後も度々チェックしてみるようにしてください。
また、飛行機に乗れる状態になっているかどうかも、このremarks欄でわかります。
clearance(清掃中)
boarding(搭乗受付中)
last call(最終搭乗案内中)
clearanceと出たら「そろそろ乗れるかな」と思っていいでしょう。boardingと出たら、まだ買い物を続けたくても、とにかくさっさとゲートに向かってください。国際線だと通常30分くらい前から搭乗が始まりますが、航空会社や便によっては、早めになることもあります。
last callは搭乗締切り間近ということ。実際に搭乗を締め切ってしまうとgate closedと出ます。空港によっては買い物エリアからゲートまで非常に離れていることがあるので、自分が乗るゲートの位置を確かめてから買い物に向かうといいでしょう。
アナウンスでは、これらの表現のほか、"Passengers for flight XXX, please proceed to gate 12."(×××便にご搭乗のお客様は12番ゲートへお進みください)のように便名で案内をします。自分の乗る飛行機の便名が聞こえたら、近くの掲示板で状況を確認するようにしましょう。
飛行機に持って入ってはいけないものは?
液体の持ち込み制限についての説明 |
まず、荷物を預けるときですが、空港では荷物は皆luggage(またはbaggage)と呼び、預けるものとそうでないものは、次のように言って区別します。
checked luggage / check in luggagez(預け入れ荷物)
carry on luggage / hand luggage(機内持ち込み手荷物)
「荷物に関する規則」はluggage regulation、「重量制限」はweight limit、「サイズ制限」はsize limitです。「超過する」はexceedといい、重さやサイズが超過すると、excess fee(超過料金)を払うことになります。
テロ対策で、飛行機の機内にペットボトルなどのliquid(液体)を持ち込んではいけないことは、皆さんすでにご存じかと思います。持っていっていいのは、1本につき100ミリリットル以下、20センチ角程度のtransparent(透明な)袋に入れて、sealed(封をして)おくこと。exception(例外)は、赤ん坊のミルクに使うお湯やsubscription(処方箋)がある薬などですね。また、immigration(入国審査)を通過した後、duty freeで買ったお酒や香水も、このexceptionに入ります。
ちなみに、take-off(離陸)とlanding(着陸)のときはelectronic device(電子機器)を使ってはいけないことになっていますが、では、次のうちどれが該当するでしょうか。
cellular phone(携帯電話)
PC(パソコン)
game machine(ゲーム機)
digital camera(デジタルカメラ)
i-Pod
calculator(計算機)
答えは全部です! 携帯電話などは、使ってはいけないだけでなく、switch off(電源を切る)必要があります。
何だかやってはいけないことばかりのようですが、違反していれば係の人が注意してくれますし、一度言われると覚えるようになるものです。ひとまずこういう決まりがあることだけでも、しっかり心にとどめておいてください!
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