航空券はEチケットに!その内容とは

アイテナリーとは?Eチケットの英語の意味

アイテナリーとは?Eチケットの英語の意味

2008年の6月1日より、航空券の完全Eチケット化が始まりました。紙の航空券はなくなり、航空券はコンピューターの中にデータ、すなわちelectronic ticketとしてのみ存在することになります。乗客は航空会社や旅行会社からe-ticket receipt(Eチケットレシート)またはe-ticket itinerary(Eチケット日程表)と呼ばれるものを受け取り、それを空港に持っていて飛行機に乗ることになります。

でも、このe-ticket receiptやe-ticket itineraryを見て、「英語ばっかり!」とビックリしたことはありませんか? 日本の会社から出るものならともかく、インターネットで海外の国内線を予約したりすると、Eチケットの書類は、ほぼ間違いなく英語のみ。そこで今回は、Eチケットの英語を読み解く方法をご紹介します。
 

Eチケットレシートに書かれていることは?

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こういうチケットを見ることもなくなりますね
e-ticket receiptまたはe-ticket itineraryには一般に、こんなことが書かれています。

■Ticket Number 航空券番号
■Ticketing Airline 発券航空会社
■Ticketing Date 発券日
■Reservation No. 予約番号
■Ticketing Agent 発券旅行会社

Ticket Numberとは、いわゆる航空券の番号。Reservation No.は、予約記録の番号です。紙の航空券の時代には、「航空券の番号を控えておくとよい」とされていましたが、Eチケットの場合、このTicket NumberかReservation No.のどちらかと乗客の名前があれば、すぐにコンピューターの中の記録を呼び出せるようになっています。

その他知っておきたいのは、こんな言葉です。

■Itinerary 旅程、日程
旅行の予定は、scheduleとはいわず、itinerary(アイティネラリー)という言葉を使います。日本語ではカタカナで「アイテナリー」と呼ぶことも増えてきたようなので、覚えておくといいかもしれません。

■Flight/Class 便/クラス
飛行機の「クラス」というと、通常「エコノミー」や「ビジネス」を思い浮かべるかもしれませんが、実際には「エコノミー」の中がもっと細かく「Y」「B」「Q」のように分かれています。飛行機の中の座席が異なるわけではありませんが、この「クラス」によってマイレージのたまり方が変わってくることがあるので、チェックしておくといいでしょう。

■BAG:20K 荷物:20kg
このBAGは意外に重要。無料で運べる荷物の重量制限を示しています。いっぱいお買い物をする予定の人は気をつけてください!

■Fare Information 運賃情報
fareとは「運賃」です。格安航空券の場合は、実際に自分が払った金額より高い価格が表示されていたりします。ここは、特に気にしなくて大丈夫です。

このほか、Eチケットにはたいてい「航空約款」(Conditions of Contract and Other Important Notices)というものがついてきます。英語でズラズラと書かれているのを見ると驚くかもしれませんが、「チェックイン時刻に遅れても責任は負いません」といった定型文が書かれているだけなので、心配ありません。気になる人は、IATA(国際航空運送協会)のホームページで、じっくり日本語訳を読んでみましょう。

航空約款(Conditions of Contrace and Other Important Notice)

海外の航空会社のチケットをインターネットで購入したりした場合には、このほか、Eチケットレシートにはいろいろな説明が英語で書かれています。
 

海外の航空券を買ってみよう

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Eチケットに記載されているTerminal(ターミナル)ナンバーもチェック
 私がトルコ航空の国内線チケットを、航空会社ホームページで買ったとき、こんな文が書かれたメールが送られてきました。

■Your electronic ticket was issued. Thank you for choosing Turkish Airlines.
(あなたのEチケットが発券されました。トルコ航空をご利用いただきまして、ありがとうございます)

Eチケットとはデータ上の存在なので、「was issued (発券されました)」とはつまり、コンピュータの中にそういう記録ができました、ということで、この文が書かれているメールが、その証明となるわけです。この文の後に自分の名前やItinerary(予定)、Ticket Number(航空券番号)、Reservation No(予約番号)などが記されていました。

その後に英語の説明がずらりと続きますが、その一部をご紹介します。

■Credit card used for the payment and an identification card that belongs to the credit card holder must be presented at the check-in counter.
(支払いに使用したクレジットカードと、カードの持ち主のIDカードを、チェックインカウンターで示さなければなりません)

こうあるので、支払いに使ったクレジットカードを忘れずに持って行きましたが、実際に空港でクレジットカードの提示を求められることはありませんでした……。でも、念のため持っていくに越したことはありませんね。

■All the passengers within a single booking must apply to check-in counter at the sametime..
(1つの予約に含まれる乗客全員が、チェックインカウンターで同時にチェックインしなければなりません)

single booking(1つの予約)というあたりが迷うところですが、ご存じのように、航空券は一緒に旅行する人たちをひとまとめに予約していますから、例え1人1人が自分のEチケットレシートを持っていたとしても、「一緒に予約した人たちは、皆一緒に来てくださいね」ということになっています。

■For rebooking, rerouting, cancellation/refund please apply to Turkish Airlines sales offices with the credit card used for the payment.
(予約変更、ルート変更、キャンセル/返金の場合、トルコ航空のセールスオフィスに、支払いに利用したクレジットカードを持って申し出てください)

日本にいるうちに変更やキャンセルをしたいときは、apply to Turkish Airlines sales offices with the credit card(トルコ航空のセールスオフィスに、支払いに利用したクレジットカードを持って申し出る)というわけにはいきませんから、電話やメールで連絡しなければなりません。このあたりは英語を駆使してがんばりたいところです。

Eチケットのおかげで、海外の航空券を買うときも、紙の航空券の受け取りの心配をせず、自分で気軽に買えるようになりました。でも、変更やトラブルがあった際にも、自分で対処しなければなりません。とりあえず、ぜひEチケットの英語をひととおり読んでみて、航空券の英語に親しむようにしてください。

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