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市場やスーパーのデリで英語でお買物!

海外の市場やスーパーでは、切り売り・量り売りが当たり前。あれをマスターすれば、旅行中の食生活がぐっと充実します!

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

外国の市場やスーパーに行くと、野菜がキロ単位で売られていたり、ハムがかたまりで売られていたりしますよね。「ちょっとでいいです」というのはなかなか難しいのですが、「半分にしてください」とか、「薄くスライスしてください」というくらいだったら頼めそうです。今回はそんなふうに注文して買う方法を、単位を表す英語とともに見ていきましょう。

頼むときは「量」が基本

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「1個ください」はなかなか通用しません
まずは、市場で山と積まれている野菜を買うとき。日本人は思わず「1個でいいんです」なんて言ってしまいますが、海外では「1個買う」という概念があまりありません。少しでいいときは、例えばこんな風に頼みます。

Half kilo, please.
(ハーフキロ、プリーズ/2分の1キロでお願いします)
Quarter kilo, please.
(クオーターキロ、プリーズ/4分の1キロお願いします)

アメリカではpound(パウンド/約450グラム)、ounce(アウンス/約28グラム)もよく使われているので、要注意。quarter kilo(4分の1キロ=250グラム)というより、half pound(2分の1ポンド=約225グラム)と言ったほうが、話が通じやすいかもしれません。

さて、ひとまず2分の1キロや4分の1キロにしてもらったとして、「あ、まだ多い!」と思うことがあるかもしれません。外国では「少なくしてください」と言う人はあまりいないので、ちょっとけげんな顔をされるかもしれませんが、例えばこう頼んでみましょう。

Could you make it half?
(クドューメイキトハーフ/それを半分にしていただけませんか?)

あんまり少なくしようとすると断られるかもしれませんが、とりあえずは当たってくだけろです。

ほかにも、量を表す語として、pint(パイント/約500cc)、quart(クォート/約1リットル)などがあります。例えば、こんな風に言います。

half-pint beer
(ハーフパイントビア/半パイントのビール)

1 quart of water
(ワンクォートヴウォーター/1クォーターの水)

liter(リットル)はまだ使うことがあるようですが、mililiter(ミリリットル)とかcc(シーシー)という言い方を日常生活の中で聞くことは、ほとんどありません。「500ccください」と言おうとしてFive hundred cc, please.と言っても通じない恐れがあるので、ぜひpintやquartという言い方を頭の中に入れておいてください

それでは次に、かたまりをカットしてもらうときの表現を知っておきましょう。
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