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スペシャルオリンピックス日本  細川佳代子さん   元ファーストレディから学ぶ心の美しさ

あらゆる職種・年代の女性で、外見・内面共に充実し、「美しい生きる姿勢」をしているイイオンナをシリーズで皆様に御紹介致します。記念すべき第1回目は 細川佳代子さんです。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

美しい生きる姿勢
「美しい姿勢」とは単に外見の「姿勢」だけでなく、内面の「生きる姿勢」にも通じることです。あらゆる職種・年代の女性で、外見・内面共に充実し、「美しい生きる姿勢」を実行しているイイオンナをシリーズで紹介していきたいと思います。

記念すべき第1回目は、元ファーストレディーであり、現在はボランティア活動で大活躍していらしゃる細川佳代子さん

細川さんは、元内閣総理大臣である細川護煕氏の奥様。ファーストレディーとして、メディアにも数多く登場なさっていました。そのため、「細川元総理の奥様」というイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、実は細川さんはファーストレディとして大変に活躍なさった以上に、仕事やボランティアなど、常に幅広く活躍するスーパーウーマン。そして、常に美しく輝き続ける女性でもあります。

人間として、女性として、どうしたら細川さんのように輝き続けることができるのでしょうか? その秘密を、インタビューでお伺いしました。


子供の頃からチャンレジすることが好き

美しい生きる姿勢
細川佳代子さんプロフィール:神奈川県藤沢市出身。東京の大学を卒業後就職。欧州へ女性初の駐在員として赴任。結婚と同時に熊本に在住。御主人は第79代内閣総理大臣 細川護煕氏。

長坂:細川さんは常に前向きに何かに取り組んでいらっしゃる印象ですが、子供の頃はどんなお子さんだったのでしょうか?

細川さん:幼少期よりとにかく身体を動かす事が大好きな活動派でした。湘南の海では、ボディーボードに熱中していたんですよ。当時はまだサーフボードも日本にはない時代。自分の身長に合わせた木の板をオーダーメイドで作り、波に乗っていました。「遊泳禁止」などの規制はなかったので、荒波でも海に繰り出していました。

長坂:荒波の中をサーフィン……。恐怖心はなかったのですか?

細川さん:全然! 荒波でも全く怖くはありませんでした。自分の可能性に挑戦することの方が楽しくて、怖さなんて感じなかったというかんじでしょうか。本当に、子供の頃からチャレンジすることが大好きだったみたいです。


「ボランティアDNA」のスイッチは、既に1歳で「ON」!


美しい生きる姿勢

長坂:ところで、細川さんは現在、スペシャルオリンピックスという国際的なスポーツ組織の、日本国内での理事長として活躍されていますが、やはりボランティアも子供の頃から興味をお持ちだったのですか?

細川さん:元々、人を喜ばすことが大好きでした。母から聞いたところ、私のボランティア初体験は、なんと1歳の時。毎朝目が覚めると、隣に住む老夫婦の所にハイハイをして行くのが私の日課でした。

老夫婦には子供はおらず、おばあさんがリウマチで手足が動かなかったらしいです。おじいさんはおばあさんの看病の日々。朝の私の訪問を待っていてくれ、喜んでくれる姿をみて、子供ながら「役立ってる」ということを嬉しく思っていたみたいです。私のボランティアDNAは、どうやら1歳の時には既に「ON」になっていたみたいなんですよ。



次のページは、細川さんが「目からウロコ」と表現する、スペシャルオリンピックスとの出会いについてです!
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