“オバサン体型”と“オヤジ臭”にご注意!
あなたの体型、オフィスでも結構見られています! |
運動不足が肥満や生活習慣病の原因になるのは皆さんご存知かと思います。しかし、実は“オヤジ臭”(加齢臭)を始めとする嫌な体臭の原因にもなるんです! 不摂生な生活をしていると、若い方や女性でも、オヤジ臭を放つようになってしまうケースが。。。
CONTENTS
1ページ目:肥満と“オヤジ臭”発生のメカニズムとは?
2ページ目:1日10分、1週間で効果が出てくる!通勤ダイエット(女性編)
3ページ目:同じく1日10分で“オヤジ臭”改善!身体も引き締まる!(男性編)
まずは脂肪について理解しましょう!
私たちがダイエットなどで気にする「脂肪」には以下のような種類があります。(1)皮下脂肪:皮膚の下に蓄積される、おなじみの脂肪。女性につきやすく、ボディラインの崩れは、皮下脂肪が原因です。
(2)内臓脂肪:内臓のまわり(腹筋の内側)につく脂肪で、生活習慣病の原因となります。男性は女性の3倍も内臓脂肪がつきやすいと言われています。皮下脂肪に比べてつきやすく、落ちやすい脂肪です。
(3)血中脂肪:血液中に溶けている脂肪。エネルギー源として運動などによって使用されないと、上記の皮下脂肪や内臓脂肪などになります。
■食べ物→血糖→血中脂肪→皮下脂肪/内臓脂肪=太る!!
私たちが摂取した食べ物は、ご存知の通り胃や腸で消化・吸収され、血液中に血糖として放出されます。運動をすると、この血糖は筋肉によってエネルギー源として燃焼されます。しかし運動をしないと、血糖は燃焼されずに血液中に残ってしまいます。そして運動不足が続くと、血糖は血中脂肪に変化し、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられるのです。つまりこれが、「太る」ということです。
■内臓脂肪→遊離脂肪酸→汗や皮脂→酸化=オヤジ臭!!
内臓脂肪として溜まった脂肪は分解されやすく、“遊離脂肪酸”として、血液に放出されます。この遊離脂肪酸が運動によって使われず、濃度が高くなると、汗や皮脂腺から分泌されてしまいます。そしてこの汗や皮脂腺から分泌された脂肪分が酸化すると、体臭成分であるノネナールが発生。オヤジ臭を放ってしまうのです。年配の男性に多いのは、女性より男性のほうが抗酸化力が元々低いことに加え、年齢によって体内の抗酸化物質が減少するからだといわれています。
つまり、使われなかった血液中の脂肪が脂肪蓄積やオヤジ臭の原因なのです。
血液の脂肪を効率的に代謝するのがダイエットとオヤジ臭改善の鍵!
血液中の脂肪をエネルギー源として筋肉に取り込み、燃焼することが、ダイエットをする上でもオヤジ臭を改善する上でも、とても重要です。しかし、忙しい日々の中で、運動に時間を割くのはなかなか大変。そこでオススメしたいのが、通勤など日常生活の中の「歩く」という行為を利用すること。筋肉をしっかり使って歩くと、何も意識して歩いていない時より、血液中の脂肪をたくさん燃焼できます。毎日10分、1週間正しいフォームでウォーキングを続けただけで、それまで脂肪でドロドロだった血液がサラサラになり、身体が徐々に引き締まってくると言われています。
それでは、正しいウォーキングの方法をご紹介したいと思います。
Page 2:1日10分、1週間で効果が出てくる!通勤ダイエット(女性編)
Page 3:1日10分で“オヤジ臭”改善!身体も引き締まる通勤ダイエット(男性編)