子どもが使うフランス語! 楽しくマスターしよう
子供が使うフランス語
身体欲求編は場所もあわせて覚えたい!
世界一有名なpipi !
pipi, cacaはそれぞれ名詞のため「○○する」というときは、動詞faire(フェール)を主語にあわせて活用させて使います。それでは、熟語風にいくつか表現を覚えてみましょう。
faire pipi sur son pot (おまるでおしっこする)、 faire pipi dans sa couche (おむつにおしっこをする)、faire pipi dans sa culotte(パンツにおもらしする)、faire pipi au lit(おねしょする)、faire pipi à l'école (学校でおもらしする)、faire pipi en plein air(戸外でおしっこする)などという風に、前置詞とともに場所をかえて覚えると一石二鳥です。ちなみに「排尿する」という動詞はuriner(ユリネ)で、病院などでは大人に対してこちらが普通に使われますのでしっかり覚えておきましょう。
がちょうの○○○は黄緑!?
がちょうのcacaはこんな色? |
ちなみにcaca d'oie(カカドワ/ガチョウのうんこ)とは「黄緑」のこと。右のイラストのような色ですので、みなさんが想像される黄緑よりは、おそらく黄色味が強い色ではないでしょうか。また、下ネタついでに zizi(ズィズィ)とはlanguage enfantinで「おちんちん」の意味です。
大人は「メトロ、仕事、ねんね」のむなしい日常
休日のメトロはいいけれど……。
ちなみにこの表現の元になったフレーズは、詩人Pierre Béarnが詩集『Couleurs d'usine』の中でうたった次のようなもの。「Métro, boulot, bistro, mégots, dodo, zéro」(地下鉄、仕事、ビストロ、たばこのすいがら、ねんね、ゼロ)。単に忙しい~!という感じではなく、生きるために働き続ける空しさが単語の羅列だけでみごとに表現されています。
お子ちゃまは、自由奔放に生きる!
たまには、ゆっくりお馬を眺めるのもいい!
まずはdodoから目覚めると、lolo(ロロ/ミルク)や coco(ココ/卵)などのmiam-miam(ミャム ミャム/まんま)をいただき、その後はやはりpipiやcaca。お友達とjoujou(ジュジュ/おもちゃ)で遊んで、けんかになってbobo(ボボ/いたいいたい)。
ときにはお散歩にでかけて、toutou(トゥ トゥ/ワンワン)やmimi(ミミ/ニャンニャン)をなでなで、dada(ダダ/お馬さん)を見つけた日には、Youpi!(ユピ/わーい!)と喜んで駆け寄る。なんてところでしょうか?
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