時短生活/片付けを時短するコツ

脳に無理をさせない片付けドリル(3ページ目)

人の脳は小さなステップを根気良く繰り返した時のみ、小さく成長します。「片付け脳」を作るためには、とにかくあせらないのがコツ。まずは、毎日5分の小さな片づけドリルからはじめてみましょう!

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

まずはデスクの一角には何もない を目指せ

片付け脳を作る小さなドリル。その1は、毎朝、オフィスのデスクの一角には何もないことを目指すことから始めます。具体的な方法は以下です。3ステップで簡単。
小さな習慣があなたの片付け脳を作っていきます。あきらめずに、毎日ちょっとづつ。ある日気がついたら、ちょっとだけ片づけが得意になっている。そんな小さなゴールを目指して頑張りましょう!

ステップ1
片付け脳ドリル ステップ1

デスクの上の一角に、何もない場所を決めます。分かりやすくするために、ビニールテープを何も置かないと決める場所に貼って、目安とするのもいいでしょう。今日から毎日、この場所にだけ何もないことを目指します。
そのために、いま、デスクの上にあるものを片付ける場所を作ります。大げさに片付けなくてもよいように、簡単に「戻すだけ」で済む場所を作るのがコツです。次のステップで、いつも机の上に散乱してしまうものたちの収納先を決めていきましょう。

ステップ2
片付け脳ドリル ステップ2

片づけが苦手な人は、整理整頓の方法を「頭の中でシミュレーションしない」ことがいちばんのポイントです。脳の中で三次元のものの位置把握が苦手な人は、まずは目に見える形に視覚化してから、分類と整理をするのがコツ。
机の上にあるものを、目的や使う頻度で4つぐらいの山にしてみましょう。この山を見てから、どんな大きさの収納道具が必要かを考えます。収納用品を用意するのは、そのあと。くれぐれも、先にボックスやファイルを用意してから片付けはじめないこと。分類した山の大きさと数に合わせて収納ボックスを準備します。
収納ボックスは、投げ入れればOKの形で。手間がかからないものを選ぶのがコツです。

ステップ3
片付け脳ドリル ステップ3

収納道具が準備できたら、これをデスクの一角に配置します。翌日から、毎日5分、机の上に散らかったものをこのボックスの中に戻すことだけを繰り返します。
ボックスがいっぱいになったら、本来の収納場所に戻したり、ファイルに整理するのもいいでしょう。でも、大切なのは「ただボックスに戻す」という簡単なことを、毎日続けること。

あきらめずに毎日、デスクの一角だけを片付ける。小さなドリルを続けることで、あなたの脳は確実に1mmづつ成長します。頑張って!

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