手間５分！　夏の簡単豪華料理はこれだ！(2ページ目)

お魚一尾を、５分でまるごと豪華な一品に

鯛の丸ごと一尾ハーブ蒸しイタリア風

まず用意するのは、新鮮なお魚一尾。デパ地下のお魚屋さんなどは、閉店時間が迫ると値下げをしているところも多数！　ここではらわたを出してもらうなど下処理を済ませてもらって、お魚を一尾買ってきましょう。どんなお魚でもおいしくいただけますが、ハーブやオリーブオイルであっさりと洋風にいただきたいなら、鯛など白身のあっさりしたお魚がオススメ。オーブンに入るサイズを考慮して大きさを決めてくださいね。

帰宅したら、まずオーブンに余熱をかけます。お魚の大きさにも寄りますが、２００度前後で２０分ぐらいの目安で。その上で、天板の上にアルミホイルを広げてお魚を乗せ塩コショウをします。写真ではパプリカも振り、ローリエの葉を乗せました。お好みのスパイスをいろいろ工夫してみてくださいね。

ハーブをたくさん乗せましょう

この上にハーブ類をどかんと山盛り乗せます。夏場の魚料理は、とくに魚特有のにおいが気になってしまうことが多いもの。ハーブのさわやかな香りを利用して、さっぱりと仕上げていきます。ハーブはドライタイプのものでもOKですが、フレッシュハーブがあればさらにいい感じ。とはいえ、ハーブが手に入りにくいという人もいるはず。その場合は、写真のようにセロリの葉の部分やパセリなどを利用しても十分です。お好みでにんにくのスライスをぱらり。

アルミホイルのまま食卓にどうぞ！

このお魚に白ワインを軽く振って、アルミホイルを舟形に密閉します。お店でお魚の下処理をしてもらってあれば、ここまでで準備はほぼ５分もあれば十分。あとはアルミホイルの乗った天板をオーブンに入れるだけです。
白身魚は意外と早く火が通ります。焼きすぎると固くなってしまうので、２００度で２０分も焼けば十分。タイマーが切れたあと、１０分ほどはそのままオーブンの中に置いてから食卓に出すと、余熱でじっくり味がなじみます。キッチンにいる時間はほんのちょっとで済むというわけ。
さて、オーブンのスイッチを入れたら、あとは着替えるなりお風呂の準備をするなり、ゆっくりワインでも飲みながらテレビを見るなり、お好きにどうぞ！

焼きあがったら、アルミホイルのままお皿に乗せて食卓へ。食卓でホイルを広げたら、エクストラバージンオイルをまわしかけていただきます。レモンの串切りも忘れずに。
　
身をほぐして出た骨や皮は、そのままホイルにつつんで捨ててしまいます。こうすることでお皿も汚れにくくて洗い物も減る！　というわけ。オーブンのホイル調理はこんな点もとても便利です。

次のページでは、暑い日にぴったり、ピリッとスパイシーなタンドリーチキンをご紹介します。簡単でおいしいですよ！

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