ハッピーキャストの三澤万里子さん
「医療と患者の間をつなぐことが私の使命」と三澤万里子さん
銀行勤務を経て医療系人材紹介ビジネスを経験、医療コンシェルジュの資格を取得。そして医療、介護を担う人々を支援する会社、株式会社ハッピーキャストを立ち上げた三澤万里子さん。たった2年間で実現した起業までのストーリー、資格、医療業界が求める人材像についてお伺いしました。

<三澤万里子さんプロフィール>
医療PRコンサルタント
株式会社ハッピーキャスト代表取締役
1968年生まれ。成城大学経済学部卒
大学卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)にて法人・リテールのコンサルティング営業に従事。医療系人材紹介ビジネスを経験、医療コンシェルジュの資格を取得。
2007年2月医療機関専門のPR支援会社、株式会社ハッピーキャストを設立
プライベートでは二児の母。
起業の教科書
三澤さんの起業までのストーリーが掲載されている「起業の教科書」
トレンダーズ(株)女性起業塾編集


<INDEX>
転身を決意した2つの出来事
金融業界から医療業界へ転身、そして起業
医療コンシェルジュ資格との出会い
ライフワークをみつけて
医療業界が求める人材像

転身を決意した2つの出来事


ガイド:金融業界から、医療業界へ転身されたきっかけを教えていただけますか?

三澤万里子さん:きっかけは2つあります。まず、阪神・淡路大震災を経験したことです。私は大学卒業後、都市銀行で法人営業を担当し、仕事も面白く、ずっと金融業界でキャリアアップしていくものと思っていました。そして結婚し神戸に移りました。その半年後に、阪神・淡路大震災が起き、命とは自分の力ではどうにもならない、それなら命のある限り力いっぱい、精一杯仕事をして社会に貢献したい、という強い思いに突き動かされました。

震災後、第一子を出産、東京に戻り、信託銀行でリテール営業に従事し、毎日必死の思いでした。そのような中、第二子を授かったのが第二のきっかけとなりました。2人目ですから、出産の流れもわかっていましたので、周りをみる余裕があります。そこで、助産師さんや看護師さんの献身的な仕事ぶりをみて心が打たれ、入院先の職員の方々にお話を聞いているうちに「医療を通して人の命に関わる仕事がしたい」という思いが、震災時の思いとリンクして、強い決心に変わりました。家族の協力もあって、出産後4ヶ月で医療系人材会社に転職しました。