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相互に取りやすくなる保育士と幼稚園教諭(2ページ目)

待機児童の解消につなげるため、厚生労働省と文部科学省は保育士資格と幼稚園教諭免許を相互に取りやすいよう条件を緩和するという。両資格のそもそも違いって何?まずは資格の違いからみていきましょう。

執筆者:All About 編集部

保育士になるには

まず、保育士になるためには、都道府県が実施する保育士試験に合格し、都道府県に保育士登録を行うことが必要です。
保育士になるには、下記の条件が必要となります。

(1)厚生労働省指定 保育士養成校を卒業した者
(2)保育士試験に合格した者

保育士試験を受ける場合


試験概要
【試験期間】例年8月初旬に筆記試験、10月中旬に実技試験が実施されています。
【試験科目】
<筆記試験>
(1)社会福祉(2)児童福祉(3)発達心理学及び精神保健(4)小児保健 (5)小児栄養(6)保育原理(7)教育原理及び養護原理(8)保育実習理論 ※筆記試験全科目合格者に対し実技試験が実施されます。
<実技試験>
音楽・絵画制作・言語(3分野から2分野選択)
【科目合格】合格した科目は、希望により、翌年及び翌々年に限り当該科目の受験が免除されます。
【受験費用】 12,700円
詳細:社団法人 全国保育士養成協議会
厚生労働省「保育士資格試験案内」

幼稚園教諭免許所有者が保育士試験を受ける場合


幼稚園教諭免許所有者は、免除申請することにより、「発達心理学」と「教育原理」と「実技試験」が免除になります。新しい制度では、大学もしくは保育士の養成校で受験が必要な8科目を履修すれば試験が免除となる見込みです。

保育士を持ち幼稚園教諭免許取得するには
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