資格を取り続ける理由
栄養とPRの2つの専門知識を持つことでより市場価値の高い人材に |
井出留美さん:会社の方針として、栄養とは切り離せない仕事ですから、裏付けられた知識が必要と感じ、栄養学の博士号を取得しました。さらに広報職という立場から、もともと関心のあった広報の実務レベルをはかるPRプランナーという資格を取得しました。
資格は結果であって、そのプロセスで知識を得ることだったり、人との出会いに意味があると思います。特に栄養学の博士号を取得するときには長い年月をかけましたので、その中で、教授や先輩、同期との出会いがあり、学ぶことの楽しさを感じました。
今、何でもそうですが、即効性を求める傾向があると思います。資格も短期間で取得するものに人気があるようですが、じっくりと時間をかけて勉強するプロセスにこそ私は意味があると思います。
PRプランナーは半年以上の期間を経て取得できる資格。あえてゆっくりと、じっくりと取り組みたい、とこの資格を取ろうと思いました。
ガイド:常に仕事に必要な資格を取得されて着実にキャリアアップされていますね。
井出留美さん:社会人として仕事で結果を出すために、日ごろから勉強を積み重ねることは必要不可欠だと思います。
目の前にある仕事が本番と考えると、そこに100%の力を出し切るために練習する、つまり自分の時間に学び続けることは当然だと思います。
会社のブランドに頼らない専門性の高い人材になるために
ガイド:会社から求められる人材になるために、常にスキルアップは欠かせませんね。井出留美さん:栄養とPRという2つの専門性を持つことは、自分にとっても、市場価値を高めることにつながります。会社のブランドに頼らず、慢心せず、緊張感を持って仕事に臨みたいと思います。
井出留美さんの資格試験対策とは?
次ページで詳しく説明します。