消費生活アドバイザーとは?
消費生活アドバイザーとは、経済産業大臣事業認定資格で、消費者と企業のパイプ役として消費者からの苦情やクレームなど各種の相談に応じたり、消費者に適切なアドバイスを提供する専門家です。働く場所には企業、各種団体、行政機関の消費者相談窓口、カスタマーサポートのほか、商品企画、開発、広報、マーケティングの部門で働く場合が多い。働き方としては、正社員、契約社員、パートタイム、嘱託社員などさまざまです。
消費生活アドバイザーになるためには
経済産業大臣認定の消費生活アドバイザー試験に合格し、一定の要件(実務経験があるか実務研修の受講)を満たす必要があります。試験には1次試験(合格率約30%)と2次試験(合格率約50%)があり、最終合格率は約20%の難関試験です。また、5年に1度資格を更新する必要があります。従来は女性の合格者が多い資格試験でしたが、近年男性が女性を上回るようになりました。しかしながら1万人以上の有資格者の割合では女性が6割を占めています。
<試験概要>
受験資格:性別、年齢、学歴に関係なく誰でも受験できます。
試験時期:第1次試験(択一試験)/10月上旬(合格発表は11月上旬)
第2次試験(論文・面接試験)/11月下旬(合格発表は2月上旬)
※ 第2次試験は、第1次試験合格者に対して行われます。
※ 第2次試験で不合格になった場合は、次年度に限り第1次試験が免除になります。
試験地 :札幌、東京、名古屋、大阪、福岡
受験料 :12,600円(登録料10,500円、有効期限は5年間)
試験内容:<1次>消費者問題/消費者のための行政・法律知識/消費者のための経済知識/生活基礎知識
<2次>論文、面接
主催団体:(財)日本産業協会
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