未経験でも安心!体験レッスン
ガイドも体験レッスンに参加。まずはいける花を選びます |
また、本部家元教室の講師は家元をはじめ7名。毎回講師が異なるため、さまざまな作風、デモストレーションなどを見ることができるのも勉強になるそう。今回体験させていただいたのは平日午後のクラスで、講師は海外でも活躍する竹中麗湖先生。20代から60代を中心に幅広い年齢層の女性が課題に取り組んでいます。
授業の最後には先生の講評の時間があります |
これだけ多くの生徒さんがいて先生に見てもらえるのかしら?と思いましたが、実際に授業を体験させていただき、講師のほか、技術講師、助手が数名いて、そのきめ細やかなサポートに安心しました。
技術講師や助手の方は「このような作品にしたいが、どのようにしたらよいか」といった制作上の技術面はもちろん、花材や花器に関する疑問、昇格試験を受けたいといった事務的なことまで様々なことに応えてくれます。
無心となる貴重な時間
教わったとおりに鋏を動かしてみます |
最初にテキストにある基本の花型図を頭にイメージし、教室前の花屋さんで花材を選びます。季節のものから個性的なものまで色とりどりの花材に迷うばかり。課題制作上の技術的な面でアドバイスをしてくださいますが、自分の感性で選んでよいのですよ、という自由さも。そして緑があざやかな岩南天と太陽のようなオレンジのバラに決めました。
お手本に沿って活けていきます |
お手本のとおりでなくて良い、という自由さは、むしろ表現していく難しさを感じました。2~3ヵ月もすれば自分の思いとおりにいけることができるとか。その手ごたえが感じられるのが嬉しく、皆さん教室へ通うのだそう。2冊のテキストで4課程を修了するのに約2年。そして、そこから師範として指導者への道が開けます。