きき酒師の上位資格、日本酒学講師とは
講師として全国を奔走。 |
葉石さん:セミナーを開催し、SSI※公認の「日本酒、焼酎ナビゲーター」の修了書を発行することができます。私は飲食店や旅館、一般企業までセミナーを開催しています。
※日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会
ガイド:日本酒の魅力を伝える人材を育成することのできる資格なのですね。
夢は言わないと実現しない
ガイド:葉石さんのこれからの目標、夢について教えてください。葉石さん:もっともっと日本酒について知りたい。いつか東京農業大学教授で発酵学者の小泉武夫さんのもとで発酵学を学びたい、と思っています。そして海外へも日本酒の魅力を伝えたいと思っています。
またもともと小説家希望でした。きき酒師という資格、経験を生かし、これまでにない臨場感あるお酒をからめた恋愛小説や、ヒューマン小説を描きたいと思っています。それが今「酒亭 心酔」という作品でカタチになりつつあります。また京都や旅企画で携わっている長野をはじめとして地方が面白い、と思っているので、それを伝えていきたいと思っています。
ガイド:次々と夢を実現されている葉石さん。夢を実現するためには、どのような
葉石さん:夢を言うようにしています。人に言うと実現するんです。そうすると誰かが、そのきっかけを運んできてくれるのです。
ガイド:ありがとうございました。
資格を取得すれば、天から仕事が降ってくるわけでもなく、突然スポットが当たるわけでもありません。資格は「好き」なことをカタチにしたもの。その「好き」なことへの情熱を持ち続け行動する大切さを教えていただきました。