「管理栄養士」資格の魅力
川口さんがガイドを務めるAll About 離乳食・幼児食サイト |
川口さんの考える「管理栄養士」資格の魅力は、ずばり何でしょうか?
川口さん:
在宅でもできること、食関連はニーズが高いこと、です。
特に2008年4月より、40歳以上75歳未満の方に対する「特定健診」「特定保健指導」の実施が医療保険者(区市町村国保、健保組合等)に義務付けられることになりました。メタボリックシンドロームの早期発見を目的とした健康診査(特定健康診査)を行い、健康診査でメタボリックシンドローム、あるいはその予備軍とされた人に対して、保健指導(特定保健指導)の実施を義務付けられることになったのです。これには医師、保健師又は管理栄養士の指導が必要になりますので、在宅やフリーランスで管理栄養士が活動できるようになりました。
厳しい現実やハプニングも
ガイド:今後もますます需要が期待される「管理栄養士」ですが、「管理栄養士」資格の厳しい現実などもありますか?
川口さん:
私は施設で働いたことがありませんが、病院などの施設ではお給料が安いのが非常につらいかと思います。
ガイド:
ご自身が経験された仕事のうち、印象深い仕事やハプニングを教えてください。
川口さん:
少し前まで、主人の仕事の関係で中国上海にて生活をしていました。それでもメニューを作成する仕事等を様々なところから依頼いただけたのは本当に有難いことです。
けれど、そのメニューを中国で作ろうとすると、ほうれん草やきゅうりの品種が違い、なかなか日本と同じようにはいきません。そこで、日本と同じ品種だけでメニューを考えなくてはならないことが大変でした。