キャリア&マネー協会にて。代表の高村さんと山本さん。 |
大切なのは「得意分野」を持つこと
ガイド:
資格取得後、「コーチ」として仕事をするために、どのようなことをされたのでしょうか。
山本さん:
コーチの多くは、企業や団体などの組織に所属し、その中で、従業員のコミュニケーション力をアップさせるために活躍しています。あとは、私のように個人で独立するか―、のどちらかでしょう。
私は、クライアントの方と1対1でコーチングを行いたいと思っていましたので、独立し「コーチングミュゼ」を立ち上げました。といっても、待っているだけで、仕事が降ってくるわけではありません。勉強会や異業種交流会などに積極的に参加し、一人一人のつながりを大切にしていくうちにクライアントさんが増えていきました。
ガイド:
「コーチ」をつける、ということは一般的にまだまだビジネスの色合いが強く、敷居が高いように感じます。そういう中で、フリーで活躍される秘訣は何でしょう?
山本さん:
よく聞かれます(笑)が、自分の得意な領域を持つことだと思います。「コーチングができます。」といっても、その範囲は広く、なかなかイメージしにくいと思います。私は、一人ひとりにそれぞれの具体的な目標を描いてサポートし、強みを活かして成長させることを得意としています。特に女性の仕事・美容・健康・結婚などの分野で自分自身の経験も活かしていきたいと思っています。例えば、キャリア&マネー協会の講師として「マリッジ・コーチング」という講座の講師や、プライベートコーチングを行っています。
ガイド:
「マリッジ・コーチング」という講座は、他ではない講座ですよね。どのような講座なのでしょうか。
山本さん:
自分自身がそうだったように、決して結婚したくないわけでなく、仕事に夢中になり、夜遅くまで働くキャリア女性に、ぴったりのパートナーを見つけてもらいたい、という思いで始めました。一歩立ち止まって自分自身を知り、ぴったりのパートナーを見つけるアンテナを立てることで素敵な出会いがありますよ、という講座です。次回のセミナーの予定も決まっています。
また、そのテーマでプライベートコーチングも行っています。コーチングを試してみたい方のための1日のワンショットセミナーなども行っています。遠方の方やご多忙の方のために、「貴女のためのセレブコーチング」というDVDレッスンも今月から始まりました。
ワークシートもついていて、何度も振り返りながら、すすめることができるDVDレッスン。 |
ガイド:
そうですね、仕事もさることながら、素敵な出会いによって、よりよいパートナーと出会うことも女性にとって人生の最大の関心ごとです。今後の山本さんご自身の夢はありますか?
山本さん:
もともとデザイナーでしたので、「ものづくり」や「企画」に携わることが好きでした。DVDレッスンなどもそうなのですが、教材作りや書籍の執筆などオリジナリティのある「ものづくり」に携わりたいと思っています。
また、ブログ「素敵な女性に目覚める術」では、女性が素敵であって欲しい、という思いを綴っています。
ガイド:
最後にこれから「コーチ」をめざす方にメッセージをお願いします。
山本さん:
「コーチ」という仕事には、クライアントさんをコーチする自己満足ではなく「自分は誰のために何ができるのか」と考えることが必要だと思います。どんなことにもつながると思うのですが、自分が得意とできるところに常にアンテナをはり、関心を持つことが必要です。
自分の強みを発見するためにも、まずはコーチングを受けてみるとよいかもしれません。
ガイド:
ありがとうございました。
資格を考えたときにも、「強み」を引き出し、「こうなりたい」というゴールに向かってサポートしてくれる、山本さんのような「コーチ」はとても心強いパートナーになってくれそうです。