合格後、開業するまで
資格を取った後、司法書士事務所で補助者として勤務し、実務経験を積んでから開業するのが一般的です。けれど、補助者として働く事務所がみつからない場合は、司法書士会で行う研修へ参加する方法があります。さらに司法書士会は、司法書士事務所へ実習の手配もしてくれます。補助者経験などがなくとも心配はいりません。さて、事務所を構えて開業となると、資金が必要では?!と思いますが、基本的にはパソコン、電話(携帯電話)、FAX、コピー機があればスタート時は問題ないでしょう。また、場所も最初は自宅で十分開業できます。
女性にとって、この資格の魅力とは?
以上のとおり、少ない資金でも独立でき、かつ自宅で開業することができることは、大きなメリットです。また、どこであっても司法書士の業務対象である不動産売買や会社があり、日本全国どんな場所でも開業できることは大きな魅力になります。平均年収1,000万円といわれる司法書士ですが、その取得費用は3年で約100万円程度、開業資金も少なくてすむ、となれば、その費用対効果も高いと考えられます。
実際に、司法書士を取得し、事務所を開業されている方々のホームページをご覧いただけると、その魅力がよりわかることと思います。
荻原博子司法書士事務所
司法書士 永鳥久仁子
超難関資格、といわれていても、決して合格できない試験ではなさそうです。また、資格取得後は、女性にとって大きな魅力があります。また、これから、ますます女性の司法書士が求められています。
夏も終わり、秋が近づいていますね。じっくりと3年後の自分を見据え、チャレンジするのに、よい時期になりそうです。