資格・検定/資格アーカイブ

フードコーディネーター:キッカケは介護食(3ページ目)

「資格で輝く女性」vol.2は、2000年にフードコーディネーター試験に合格、2001年に調理師免許を取得した吉村静さん(32歳)にお話を伺うとともに、「ひなまつり料理」を提案してもらいました。

執筆者:All About 編集部

ノート
仕事の合間をぬって勉強し作成したノート。

-赤坂ビバレッジ・クッキングスクールに決めた理由はなんでしょう?
まず口コミですね。決め手は、有名店のシェフが講師、ということ、少人数制であること、レシピの重複がないこと、などです。実際、期待通りでした。プロの養成場、というだけあって、調理のほかにもマナーに至るまで学ぶ姿勢を問う厳しさがありました。

-仕事と両立したのですか?
スクール自体は夜間に週1回、週末に特別講義、で両立が可能でした。それにスクールに通うための費用や、外食、自宅での研究材料費など、とにかくお金がかかります。仕事をして収入を得ないと、とてもできません。

-資格を意識したのは?
日本フードコーディネーター協会が発足、認定試験が開始され「資格」を意識するようになりました。その頃私は、スクールの運営する「よしむら」に声をかけていただき修業していました。ここでの実務経験をつんだことで調理師試験を受けることができたのですが、フードコーディネーターの試験は前年に受けました。「調理師免許を先に取得すれば、4科目中2科目は免除される」と知っていましたが・・・。調理師免許も確実にいつ取れるかわからない状況で、時間と受験に対する気持ちの「勢い」を大切にしたいな、と思い、「勉強して受かるなら」と。調理師免許を取得する勉強のベースにもなり、有効的な結果になったと今は思っています。

-やはり仕事は続けていたのですか?
はい。ただ、修業中も一定した収入を自分に求めていたので、それまでの仕事はフレックスを得て続けていました。「よしむら」の後もTVや雑誌のレシピ作成等のアシスタントなどを経験しましたね。だから、本業の仕事、「よしむら」での仕事、またはその他のアシスタント業、の2足のワラジです。しかも調理師免許取得に向けて勉強をしなくてはなりません。とにかく、仕事、仕事、勉強、残った時間が睡眠、という毎日でした。

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