鶏の味が染みたご飯がおいしい |
中華料理でも「栗と鶏の煮込み」などがあるように、栗と鶏のだしの相性はぴったりです。
ところが、さあ、作るぞ! と思ったところで、台風到来。仕方なく、雨の中、家の囲炉裏で作ることにしました。全然アウトドアじゃなくてすいません。
わが家は、わずかの家賃で借りている古~い民家。寒くて雨漏りもし、不便なこともたくさんありますが、こんなときは素晴らしく役に立ちます。以前には家の中でバーベキューをやったこともあるのですが、煙は茅葺屋根の奥にどんどん吸い込まれて、ちっとも煙くありませんでした。
ということで、まずは炭をおこして、調理スタートです。
材料
相性抜群の鶏と栗 |
栗:10個程度
米:1合程度
干しブドウ:20~30g
レモン:半個
自然塩:適宜
ジャガイモなど根菜類:適宜
下ごしらえ
レモンの切り口を皮に押し付けるようにする |
お腹にティースプーン一杯ほどの塩を入れ、そのあと手を腹の中に入れて塩をこすりつけていきます。もし、皮と身の間に隙間ができていたら、そこに手を突っ込んで塩をすり込むとよいでしょう。
塩をすり込んだら30分以上そのまま置いておきます。
詰め物を作る
ここではスキレットを使った |
続いて鍋にオリーブ・オイルを入れ、お米を炒めます。お米は洗わないこと。水を含ませる前に米に油を染みさせることで、できあがりのときに米がぐちゃぐちゃになるのを防ぎます。
米が透明になったら、栗と干しブドウを入れ、さらに水1カップ程度を入れて火を弱め、フタをして8~10分ほど、水がなくなるまで蒸します。焦がさないように注意してください。
お米が膨らむので少し余裕を持たせる |
首側の穴がふさがったら、お尻がわの穴から栗ご飯を詰め、最後にやはりタコ糸や楊枝でふさぎます。
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