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【箱根】金曜夜アフター5からのお得な疲労回復旅 あじさいと木々の緑が疲れを癒す(2ページ目)

あじさいの紫色には疲労回復の力があるという。そのあじさいを眺めるなら箱根がいちばん。6月中旬から一帯が青や紫に包まれます。あじさい電車やエステ付宿泊プランなども見逃せません。

執筆者:本多 美也子


箱根のオススメ癒しスポットはここ!

翌日はちょっと早起きして、あじさいと緑の庭園散策に出かけましょう。


強羅にある箱根美術館
東洋の陶磁器を集めたコレクションもさることながら、その庭園「苔庭」は京都の寺院ような洗練された美しさ。
足下の苔、天を覆うもみじの明るい緑、そして風にさざめく竹林。
何時間でも佇んでいたい、夢心地の空間です。
四方をめぐる緑を眺めながら、お抹茶をいただけば、自然と心身が安らいでくる、本当に癒されるスポットです。




箱根湯本と塔ノ沢の間にある阿弥陀寺。別名「あじさい寺」とも呼ばれるしっとりした風情のお寺です。ややがんばって歩かなければならないのですが、その参道の緑と境内のあじさいには、感動ひとしお。ぜひ訪れてほしいスポットです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!


また日本庭園を眺めながら、極上の昼食をいただけるのが
富士屋ホテル別館菊華荘。

皇室のご用邸として建てられ、高松宮家別邸を経て現在に至る和建築の建物。その建物でいただく4000円の松華堂弁当は、魚、野菜を中心に季節の素材をふんだんに使ったもの。

お造り、焼き物、胡麻豆腐など、素材の新鮮さ品質の良さが光る上品な味付けと、彩りの美しさに大満足。値段の価値ありです(内容は季節によって変わります)。
(年中無休。ランチ12:00-14:00)


森林浴をしながら、温泉に浸かりたい、そんな願いが叶う日帰り湯もあります。
★宮ノ下の楽遊壽林(らくゆうじゅりん)自然館がそれ。
かつては男爵邸だったという屋敷内に、木々に囲まれ、遠くの山々が一望できる開放感抜群の露天風呂があります。
温泉浴と森林浴が同時に楽しめる最高の場所。
料金はやや高めですが入場者数を1日100組に限定しているため、混雑を避け、ゆったり過ごせます。


いずれもあじさいと緑に出会える癒しのスポットです。
とにかく疲れを取りたい人は、無理な観光はせず、めぐるスポットを絞ってのんびりしましょう。


箱根の基本情報、イベント、宿泊など、お得で役立つ情報はこちら箱根全山 が便利です。



【交通】
電車で
 ・東京駅より東海道新幹線こだま号で小田原まで35分、
  箱根登山鉄道に乗換え箱根湯本まで13分。
  ★18時に東京駅を出発すれば19時過ぎに湯本駅に着きます。
 
 ・新宿より小田急線特急(ホームウェイ号、ロマンスカー)で
  箱根湯本まで直通1時間30分。
  ★平日夕方はホームウェイ号が運行。また「夜のあじさい電車」に
   合わせた臨時電車も運行されます。


車で
 ・東京(用賀)より東名高速道路・厚木ICで小田原厚木道路へ。
  風祭IC下車、国道1号で箱根湯本へ。
 
 ・仙石原方面へは、東名道・御殿場ICより乙女バイパス経由が便利。


<おすすめ関連リンク>
心安らぐ箱根のあじさい寺(癒しの旅記事)
記念日は大人の日帰りリゾートへ(癒しの旅記事)
 ※芦ノ湖湖畔、あじさい遊歩道そばのホテルとスイートレストランを紹介しています。
■鉄道旅行ガイドの記事特急ロマンスカーVSEの魅力

※6月にオススメの癒し旅
【伊豆・湯ヶ島】ゆらぐ光に癒されるホタル狩りへ

【信州・蓼科高原】色と香りで癒すバラの園へ
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