音が整えば、英語は「好き」になる!
音を早期にかつ、容易に習得させることが、実は本当の意味で英語に親しみを覚えさせることの近道ではないかということです。音に関しては、小学生以前が重要な時期といえるのです。
英語は時間がかかる、だからこそ早く始める!
英語の音の習得が、英語に親しませるための最も近道であり、できれば、臨界期(通常6歳~10歳(14歳とも言われる))以前に始めることが、正確な音の習得と英語に親しませる点では、重要です。また、語彙の習得に関しても、幼児期から語彙を積み重ねて、次第に高度な語彙力を身につける必要があるといえます。
これを、中学になってから、語彙(発音は現在は含まれていない)、文法、読み書き、スピーキング、リスニング、とすべてを同時スタートするのは、いささか学習としては、負荷が大きすぎると思うのです。
ですから、子どもの発達段階に応じて、発音が習得しやすい時に発音を、さらに、具体的な、身近な単語を正確な発音で言えるようにし、次に、それを組み合わせる文法を学んでいく。そんななだらかなステップが必要です。
学習のステップとしては、まずは、発音、そして語彙、語彙も具象語彙から、リーディングを通して、抽象語彙へ、さらに、高度な表現を、英作文と英文読書の併用を通じて、実施するとよいでしょう。従来の文法も、英文解釈のためのものでしたから、今後は、英作文をするための演繹的な英文法が開発されるべきでしょう。
これらの幼児期から、ビジネスで使える英語を目指したカリキュラムがきちんと組まれることによって、日本人の英語力は、各段に飛躍すると思われます。
演繹的英文法の試み