All Aboutの意味は直訳すれば「~に関するすべて」だけど…

All Aboutって何よ?

皆さんが今ご覧になっているオールアバウトのサイト名としても使われているAll About、その英語としての使い方、意味はご存知ですか?

決して、「何事もすべてアバウト」という意味ではありませんので、誤解のないように。そもそも、日本語のアバウト(あいまいな、適当な)という言葉は和製英語なので、英語の about をそのような意味で使うことは間違いです。

all about というのは、ひとつの決まり文句です。直訳すれば「~に関するすべて」となりますが、 all が about を強調するために使われるケースもあります。
 

All Aboutを使った英文例

その直訳どおりの意味を使った例としては、たとえば、

I know all about Yon-sama. (ヨン様のことならすべてを知っているわ)
I forgot all about the time. (時間のことをすっかり忘れていたよ)


といった例文をあげることができます。
 

強調表現・慣用表現としての All About

いろいろ使えるAll About

先ほど書いたように、たんに about と書くだけでなく、そこに all をつけると意味が強調されます。慣用句としてはこちらの使い方の方が多いかもしれません。たとえば、

What's that all about? (それはいったい何のこと?)

という定番の表現がありますが、意味としては What's that about? (それは何に関すること?) と大きく変わりません。ただ、all をつけることにより、文章全体の意味が強調された表現となっています。また、

What is the book all about?(それはいったい何の本なの?)
That's what education is all about. (教育とはそういうものさ)

なども同様です。たとえば What is the book all about? も、all をつけなくても意味は通じますが、all をつけることで、「その本は全体としてどんなことが書かれているの?」「かいつまんでいえば何の本なの?」というニュアンスが出てきます。また、

It's all about luck. (それはすべて運次第だよ)

なども、It's about luck. (運に関すること=運の問題だよ) に all をつけて、「それ全体が運で決まる」という強い表現になっています。


【こんなところにも使われている All About】

All About という表現、探してみるといろいろなところでタイトルとして使われています。

身の回りには、このサイト以外にも結構 All About を使ったタイトルを目にします。いくつかその例を見ていきましょう。
 

■ 最近また登場してきた t. A. T. u. が出したシングル:

     All About Us

■ あの懐かしの名画(懐かしすぎて知らない?):

     All About Eve (イブの総て)

■ アカデミー外国映画賞を受賞したあのスペイン映画:

     All About My Mother (オールアバウトマイマザー)

このほかにもまだまだ All About をタイトルに含む音楽、映画はたくさんあります。
これでもう、All About = 全部アバウト  なんて思うことはありませんよね。

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