受験者数は?人気の試験は?

・ 受検申請者数の合計は666,537人で、前年度比11.0%の増加。過去6年で最高。
・ 合格者数合計は260,370人で、前年度比14.8%の増加。
・ 受検申請者数が多い職種は、ファイナンシャル・プランニング職種、機械保全職種、機械加工職種。

等級ごとの受験者数は?

・特級
(管理又は監督者が通常有すべき技能及び知識の程度):3,656人(+7.6%)
・1級(上級の技能労働者が通常有すべき技能及び知識の程度):9,2714(+4.9%)
・2級(中級の技能労働者が通常有すべき技能及び知識の程度):314,685人(+6.7%)
・3級(初級の技能労働者が通常有すべき技能及び知識の程度):198,449人(+24.3%)
・単一等級(等級に区分することが適切でない職種に関し、上級の技能労働者が通常有すべき技能及び知識の程度):7,561人(+1.5%)

受験者数の多い職種は?

・全等級合計では、ファイナンシャル・プランニング、機械保全、機械加工、金融窓口サービス、婦人子供服製造の順。

以下は等級別で
・特級:機械加工、電子機器組立て、機械保全、、仕上げ、半導体製品製造
・1級:ファイナンシャル・プランニング、機械保全、、塗装、機械加工
・2級:ファイナンシャル・プランニング、機械保全、、機械加工、金融窓口サービス、知的財産管理(新規)
・3級:ファイナンシャル・プランニング、、金融窓口サービス、知的財産管理、機械加工、、レストランサービス

講評

まずは前年度比11%プラス、受験者数67万人という数字はびっくり。平成15年度から17年度までは45万人前後を推移していましたから、ここにきて、急激な増加と見てよいでしょう。

詳細に見てみると、すべての等級で前年比プラスではあるものの、その中でも3級の伸び率が特に目立ちます。
3級といえば技能検定の入り口ですから、「知的財産管理技能士」の登場などをはじめとして、これまで技能検定に興味のなかった層などを多数取り込んだ結果ではないかと想像できます。

また、従来「技能検定」といえば、どちらかという「ものづくり」の現場で活躍する技能職の方たちにはおなじみでも、その他の分野では、必ずしもメジャーではありませんでした。
しかし、平成14年度の「ファイナンシャル・プランニング技能士」を皮切りに様々な新分野の試験が登場するにつれ、その様相も様変わりしてきたことが今回のデータでもはっきりとわかりますね。

「技能検定」の魅力は、何と言っても「国家検定」というお墨付きがあること。
その反面、これまでは知名度、ステータスから見るとやや見劣りする面があったのですが、今後こうした傾向も変化していくのかもしれません。
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