「公文書管理検定」の概要
今回、新たに「公文書管理検定」をスタートさせる社団法人日本経営協会は、これまでにも「文書管理」関連の「ファイリング・デザイナー検定」「電子化ファイリング検定」を実施しており、「公文書管理検定」は、「ファイリング・デザイナー検定」の専科に位置付けられています。試験は、公文書を通常の業務の中で維持・管理できる知識・技能を認定する「実務編」と、戦略的に公文書管理の立案及び管理できる知識・技能を認定する「マネジメント編」の2つのグレードから構成され、今回7月の第1回試験は、「実務編」のみ実施。
気になる試験の概要は以下のとおりです。
◆試験概要◆
試験概要 | 【実践編】マークシート(90分) 1.公文書の理解 2.公文書管理の実務 3.電子文書管理のための情報技術 【マネジメント編】マークシート、記述式(120分) 1.公文書管理のための方策 2.文書・記録管理の適正化 3.電子文書の動向 (関連法規・アーカイブズの経営管理などを含む) ※いずれも正答率70%以上で合格 |
受験料 | 【実践編】5,250円、【マネジメント編】7,350円 |
受験資格 | 特になし |
試験日程 | 第1回試験:7月25日 ※今回は実践編のみ実施 |
受検地 | 東京、名古屋、大阪の各都市 |
※公式サイト:社団法人日本経営協会:公文書管理検定
試験の詳細は、必ず上記サイトをご確認ください。
「公文書」とはいえ、受験対象は公務員だけでなく、公共機関と取引のある一般企業のビジネスパーソンまで幅広く、団体受験も可能なため、受験者を集めそう。まずは、目前に迫った第1回試験の様子に注目しましょう。