「独学」の山場、2ヶ月目、3ヶ月目をどう乗り切る?
ガイド:確かに資格勉強って、ペースがわからない最初の内は、けっこう無理なスケジュールを立ててしまいがちですものね。でも、それじゃあ、続かない……。
羽林さん:
そうです。1ヶ月目に、そのようにして「勉強する」ということ自体に慣れてきたら、いよいよ2ヶ月目は、気を引き締めて学習します。
体力・精神力の両面で最も辛い時期ですが、1ヶ月目のやる気の助走を活用して一気にこの山を乗り切りましょう。
3ヶ月目に入ったら、今までの復習だからつまらないなんて思わず、飽きずに続けられるかどうかが勝負です。それが終われば、あとは楽しい実践演習ですから、そのまま惰性で(?)合格してしまうでしょう。
ガイド:
羽林さん自身が、「飽きず」に勉強するためにされたことや、心がけたことがあれば具体的に教えていただけますか?
羽林さん:
大抵のテキストの最初のほうには、行政書士の仕事内容が簡単に説明してあります。これを読むと、いま自分が目指している資格取得後の実態が垣間見られて「おもしろそう!」という気持ちになりました。
といっても、行政書士の資格を取得するという目的が変わらない限り飽きることはないのですけどね。そういう意味では、最初の決意の固さが合否の分かれ目だと言えると思います。
ガイド:
そのような3ヶ月の勉強期間を経て、いよいよ試験本番となったわけですが、実際に行政書士試験を受験してみてのご感想、体験談は?
羽林さん:
社会人になってから試験というものから遠ざかっていたので、とても緊張しました。しかも第1問目からいきなりわからなかったので、ますます動揺してしまいました(笑)
そこからなんとか立て直し、試験終了までは本当にあっと言う間でした。
最初は気になっていた周りの受験者の問題冊子をめくる音も、途中からは自分のことだけで精一杯で耳に入りませんでした。
ガイド
サイトを拝見すると、これまで「独学」で学ばれた内容に、十分手応えを感じられた様子が伝わってきます。
またサイトには、出題の傾向や回答の手順など、当日の体験談が詳しく紹介されているので、これから受験という方にはきっと参考になると思います。ぜひそちらもご覧いただきたいですね。
続きは【後編】をどうぞ!
■参考リンク
予算1万円、3ヶ月で行政書士試験に合格するサイト
インタビューにご協力いただいた羽林さんのサイト。インタビューの中でも出てきましたが、試験日当日の体験談などリアルな情報が盛りだくさんです。
普通に東大入試を受験、合格!
こちらも、羽林さんの「独学」ノウハウが活かされたサイト。「独学」は東大入試も制す?!