要注意!「資格勉強」のためのブランクは結構危険!
仕事を辞めて資格勉強に専念してから1年以上が経ってしまったあなた。実は今回の【10の質問】の中で、一番注意が必要な項目がQ10でした。
「働きながら」の資格勉強は、本当にたいへん。そのため、思い切って仕事を辞めて勉強に専念するケースも当然あるでしょう。もちろん、資格取得後は、その資格を活かして再就職を目指すつもり、という方も多いと思います。しかし、そのときにネックになるのが、ずばり「ブランク」なのです。
昨今は売り手市場傾向とは言っても、企業は基本的に「即戦力」を求めるもの。そのため、前職からの「ブランク」を気にする企業は、未だに多いのです。
履歴に「ブランク」がある場合、企業は必ずその理由を確かめます。
「資格勉強をしていました」と答えることはできますが、そのときには、それだけの時間をかけて取得する必要のある資格か、その資格は、次の仕事で活用可能か、などが鋭く問われることになります。
もちろん司法試験や公認会計士など、超難関と言われる国家資格の類であれば、合格さえすれば、多少の「ブランク」は十分に取り戻せるものですが、それほど難易度が高くない資格、あるいは結局資格取得に失敗した場合などは、いたずらに空けた「ブランク」は、あなたの足を引っ張ることになりかねません。
加えて、勉強に専念する期間が長くなればなるほど、経済的にも精神的にもキツイ状態になることは確か。
特に、Q1~9にもあてはまるものがあったという方は、「本当に」その資格勉強を続けるべきか、この年末年始にじっくり考えてみましょう。
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