人気サイト管理人の横顔拝見! 独学資格ヒストリー&資格観
くらげさんのサイト「独学のオキテ」のためにお友達が描いてくださったという“くらげ画”! |
差し支えのない範囲でかまいませんので、これまでのご経歴、現在のお仕事についてお聞かせいただけますか?
くらげさん:
「げにせまじきは」の宮使いを経て、現在は小さな会社を経営しています。それから、ときどき小中学生にパソコンを教えるボランティアもしています。
ガイド:
早速ですが、資格についてお聞きします。様々な資格をお持ちのくらげさんですが、最初に資格取得を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?資格選びの特別なポイントなどはありましたか?
くらげさん:
一番最初に取得した資格は社会保険労務士なんですが、なぜこの資格を受けようと思ったかは、あんまり覚えていないんです。きっかけというほどのものもなかったのが実感です。
とにかく、大学在学時はまったく資格というものに興味がなく、実は大学での就職活動のときも、資格欄はゼロだったのです。真っ白でした。運転免許すら取っていなかったのです。では、なぜ勉強したのかといいますと、「社労士」という資格そのものが欲しいかったのではなくて、社労士の受験科目に惹かれたのでした。
ガイド:
受験科目に惹かれた、というと……?
くらげさん:
労基労災雇用に年金、ハアハアと頷きながら勉強をして、運良く合格できたというわけです。資格の勉強というのは、「学ぶべき対象がまとまったセット商品」と言えます。年金を学ばんと大量の本を読み込むよりも、社労士の試験勉強のほうがてっとり早く、かつ効率的というわけです。しかも、合格という目標があるから投げ出しにくいし、励みにもなります。
ガイド:
なるほど。ある事柄を効率良く学ぶために資格ありき、というわけですね。
くらげさん:
はい。合格、資格取得というのはひとつの目安です。何を勉強するのかな?という好奇心にのっとった資格選びが一番自然と思います。これは今でも守っています。賃金が上がる・派遣の単価が上がる・就転職に有利だ、といった、ほかから与えられた動機や理由ばかりでは、ここまで独学で合格を重ねることはできなかったと思います。
ガイド:
「好奇心」という、いわば内からの動機がないと、いくら外から動機を押し付けられてもダメだということですね。
くらげさん:
そうですね。したくないモノは、どんなに魅力的な特典があっても、やっぱりしんどいです。しんどいことは続かないのです。続かないと、結局、合格はおぼつかないものなんです。自分の興味を上手にすくい上げることが、資格選択の秘訣と思います。逆にそういうのがなければ、今はやらなくてもいいんですよ、という一種の啓示なのかもしれません。
ガイド:
皆さん、ぜひ心の声に素直になりましょう!(笑)
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