アンニョンハセヨ? 10代の頃から韓国・韓国語に関心を持ち、交流を始めればどんな人生が待っているのか……。昨年、記事「青春時代と韓国語~「クムホ・アシアナ杯」」でご紹介した大会の第2回目にあたる大会が、2009年3月21日(土)、東京の千代田放送会館で開催されました。高校生達の生き生きとした韓国語、純粋な思いに感動し、パワーをもらった昨年。今年は、どんな高校生達に出会えるかとワクワクしながら会場に向かいました。

この大会は、「韓国語スキット部門」、「日本語エッセイ部門」、「韓国語スピーチ部門」の3部門に分かれています。早速、部門別にリポートしていきたいと思います!

初々しいダンスと共に~「韓国語スキット部門」

出場者
どんな「オチ」が繰り広げられるかが楽しみな「韓国語スキット部門」
この部門は、指定されたスキット(台本)を2人一組になって読み、演じるもの。ラストのオチは、各自が自由な台詞を付けることができます。出場者は、韓国語を学習して1~2年の高校生が中心で、独学で勉強されている方もいらっしゃるとか。

スキットの中身は「体操着、着替えた?」、「今日の体育の授業、どこでするの?」、「今日、何やるの?」、「ええっ、ダンス!?」と、高校生らしい内容。各組、それぞれが用意した体操着を着、音楽に合わせてダンスをする場面があるのですが、その体操着や音楽のチョイスも見物でした。K-POPのダンスミュージックがほとんどでしたが、中にはトロットを掛け、踊り、中年者の笑いを誘う組も。

出場者
道着を着て、テコンドーを披露する高校生も!
ダンスが上手な一人に比べ、もう一人はダンスが上手く踊れません。「정말 댄스 못하네요(チョンマル デンス モッタネヨ/ほんと、ダンス苦手なんですね)」と言われ、とっさに「태권도라면 자신이 있어요(テコンドーなら自信があります)」と言ってしまいます。しかし、「그럼 한번 보여 주세요(クロム ハンボン ポヨジュセヨ/じゃあ、一回見せてみて)」と言われ戸惑い、そして……。ここから、独自の「オチ」が披露されるのです。その一部をご紹介しますと、

「○○한테 물어봐야 되는데(○○ハンテ ムロバヤ デヌンデ/○○に聞かなくちゃ)」、「화장실 좀……(ファジャンシル ジョム/ちょっとトイレ)」、「수업 끝나네. 바이바이.(スオプ クンナネ バイバイ/授業が終わるね。バイバイ)」と逃げてしまったり、会場の観客を見ながら「많은 사람 앞에서는……(マヌン サラム アッペソヌン/たくさんの人の前では……)」とごまかすと、相手方に「모두 호박이라고 생각해요(モドゥ ホバギラゴ センガッケヨ/みんなカボチャだと思って)」と切り替えされたり。中には実際テコンドーの道着を来て、テコンドーを披露してくれた高校生もいました。

発表が終わると、審査員の先生方から「집이 어디예요?(チビ オディエヨ/家はどこですか?)」、「한국어 선생님은 어떤 선생님이에요?(ハングゴ ソンセンニムン オットン ソンセンニミエヨ/韓国語の先生はどんな先生ですか?)」など、韓国語での簡単な質問を受けます。その質問の内容は知らされているのですが、その中からどんな質問をされるのかは分かりませんし、話が思いもよらないところに発展する可能性もなきにしもあらず。……そうです、「スキットだけ丸暗記して出場」というのはなかなかできないことになっているのですね。しかし、どの高校生も韓国語の会話が上手。見事に受け答えをしていて、感心しました。

最優秀賞に輝いたのは、長崎県立対馬高等学校1年の緒方美里さんと高田千晶さんペア。そのテンポ良い会話展開は群を抜いていました! 優勝者インタビューは後ほど掲載いたします。

次ページでは、「日本語エッセイ部門」をお届けします。柔道の道着を来て、バラードを歌う高校生にびっくり!