韓国語/検定試験・スピーチ大会

第2回「話してみよう韓国語」高校生大会(2ページ目)

韓国語の甲子園! 第2回クムホ・アシアナ杯「話してみよう韓国語」高校生大会が開かれました。高校生達の若さ溢れる韓国語、純粋な思いに沸く会場をレポートします!

幡野 泉

執筆者:幡野 泉

韓国語ガイド

純で真っ直ぐな思い~「日本語エッセイ部門」

出場者
審査員の先生方の質問(ツッコミ?)が見物の「日本語エッセイ部門」
この部門は、韓国語でスピーチするのではなく、韓国や韓国文化について日本語で文章を作り、それを発表するというもの。韓国語を学習していない高校生から、少し分かる、という高校生もいる様子でした。

エッセイは、ホームステイや学校の交流事業などを通して韓国人と知り合い、かけがえのない思い出を得られたという心温まる話。それだけでなく、交流から両国の歴史的溝を知り、戸惑ったこと。また、両親のどちらかが韓国人などで、自身のアイデンティティーに葛藤する姿など、純粋でひたむきな思いがストレートに表現され、会場全体が静かに高校生達のメッセージに耳を傾けました。

また、昨年もそうだったのですが、審査員の関川夏央先生と、姜信子先生お二人の質問(愛情こもったツッコミ)が鋭く、発表者のエッセイはさることながら、いつしか「審査員のお二人がどんな質問、コメントをするか」を楽しみにしている自分がいました。

例えば、「クラスの女の子たちに、東方神起のメンバーの名前をハングルで書き、モテモテ気分を味わえた」という男子高校生には「ちょっと宙に書いてみてよ」と言い、「メモを見ながら書いたので……(笑)」、「空で書けないともっとモテないぞ」というやりとりが生まれ、会場を笑わせたり。「韓国が大好き」と声高らかに語る高校生に、「ところでWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)はどちらを応援するの?」と少し意地悪? な質問をしたり……。一方で、ホテルのフロントで韓国語が通じたことが自信に繋がったという高校生には、「ささやかな達成感が大きく世界を広げてくれるんですね」と温かい言葉を掛ける場面もありました。エッセイだけでは知り得なかった素顔や裏話を見事に引き出していて、ダブルで楽しめた部門となりました。

出場者
「制服忘れちゃって」と、柔道の道着でスピーチを行った後藤さん。その歌声も披露!
最優秀賞に輝いたのは、熊本県阿蘇高等学校2年の後藤美和さん。この日は「昨日柔道の試合があって、制服を忘れてしましました」と、柔道の道着で出場した彼女。エッセイでは、ご両親が夢中になった『冬のソナタ』のメロディーに心を打たれ、すぐさまCDを買いに走ったエピソードを紹介してくれました。スピーチの中でカタカナでその歌詞を言うところがあったのですが、発表後、審査員の先生が「せっかくだから歌いましょう」と。そこで後藤さんが披露してくれた歌は、ワンフレーズながらも「ああ、本当にこの曲に感動して何回も口ずさんだのだな」というのがすぐ分かる心打たれる歌声でした。

次ページでは、「韓国語スピーチ部門」をお届けします。いよいよ本大会の山場を迎えます!
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