韓国の絵本、読む際の意外と難しい点とは
絵本は子供の読む本、イコール「簡単」とは限りません! |
例えば今回ご紹介した『강아지똥』には、「소달구지(ソダルグジ/牛車)」や「산비탈(サンビタル/山裾の急斜面)」など、私たち韓国語学習者が学習する上ではあまり出てこないような単語が出てきます。これはどの絵本も同様でしょう。
また、この本の中だけでも「절레절레(ジョルレジョルレ/首を左右に振る様)」、「방실방실(パンシルパンシル/にこにこ)」、「방긋방긋(パングッパングッ/にこにこ)」のような擬音語擬態語が多く登場します。
擬音語擬態語は上級レベルになると学習書に登場するのですが、学習者の多くが口を揃えて言うのは「覚えるのが大変」ということ。そうなのです。何十個もの擬音語擬態語を頭に詰め込むのは容易ではありません。
しかし、私たちが小さい頃からいろんな絵本に接し、豊かな日本語を自然と身に付けていったように、こういった絵本に普段から慣れ親しんでいれば、その絵や文章と共に豊かな韓国語が自然と身についていくのではないでしょうか。
韓国の絵本の入手方法は、こちら(ページ下)でご紹介しています。
韓国語の絵本、一冊、二冊と、少しずつお手にとって読んでみてください。きっと、それまで得られなかった新しい発見があると思います!
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