韓国語で時間を伝える! 1時から12時までの表し方とは?
韓国語の「何時」の部分には「固有数字」がきます。「固有数字」って……?
すると、「1時、2時、3時……」は、「하나 시(ハナシ)、둘 시(トゥルシ)、셋 시(セッシ)……」となるかというと、あと1つ ポイントがありまして、この「固有数字」は、下記の図のように、「ひとつ」から「よっつ」までは、単位がつくと形が少々変化します。
したがって、1時から12時までは、以下のように言い表すことができます。
- 1時ー한 시(ハンシ)
- 2時ー두 시(トゥシ)
- 3時ー세 시(セシ)
- 4時ー네 시(ネシ)
- 5時ー다섯 시(タソッシ)
- 6時ー여섯 시(ヨソッシ)
- 7時ー일곱 시(イルゴプシ)
- 8時ー여덟 시(ヨドルシ)
- 9時ー아홉 시(アホプシ)
- 10時ー열 시(ヨルシ)
- 11時ー열한 시(ヨランシ)
- 12時ー열두 시(ヨルトゥシ)
これを何回も、何回も、声に出して、そして完全に覚えるまで練習してください!
韓国語の「何分」の表し方
「○時」の「○」の部分は、「固有数字」が入るのですが、この「△分」の「△の部分には、「일, 이, 삼……」の「漢数字」が入ります。数字の音韻変化に気をつけて、1分から60分まで声を出して練習してみましょう!余談ですが、「時間」の部分には「固有数字」がきて、「分」の部分には「漢数字」がくるということが、私たち日本語話者が混乱しがちな原因の一つ。皆さん口を揃えて「あれが、イヤなんですよ~」とおっしゃいます。しかし以前、当校でその話題が出たとき、一緒にお話しをしていた受講生の方(お仕事で外国の方に日本語を教えていらっしゃいます)がこんな風におっしゃいました。
「日本語も似たようなものなんですよ。1(いち)時1(いっ)分、4(よ)時4(よん)分、6(ろく)時6(ろっ)分と、同じ数字でも同じ読み方をしない場合があるでしょう?どれだけ学習者が難しがるか」。
……おお、これには気が付かなかった(笑)!これはさすがに「目から鱗」でした。私たちにとっては「慣れ」ているため、何でもないことも、外国の方にとっては本当に難しいのですね。同じように、韓国語の数字も、「慣れるしかない」のでしょう。発想を変えて、ひたすら練習あるのみ。頑張りましょう!
韓国語の「時間」に使える会話表現!
それでは、「時間」を表すときに使える会話表現を見てみましょう。■3時に始めましょう
세 시에 시작합시다.(セシエ シジャッカプシダ)
■8時に終えましょう
여덟 시에 끝냅시다.(ヨドルシエ クンネプシダ)
■いま、11時10分前です
지금 열한 시 십 분전이에요.(チグム ヨランシ シップン ジョニエヨ)
■2時間後に会いましょう
두 시간후에 봅시다.(トゥシガン フエ ポプシダ)
■15分過ぎました
십오분지났어요.(シボブン チナッソヨ)
※지나다(チナダ):過ぎる
■まだ20分ありますよ
이십 분 남았어요. (イシップン ナマッソヨ)
※남다(ナムタ):残る
直訳すると「20分残りました」ですが、「まだ△分ある、残っている」というような時によく使う表現です。
■5分しかありません
오 분밖에 안 남았어요.(オブンバッケ アン ナマッソヨ)
数字は練習あるのみ!「数字が苦手……」と悩む方は、練習量で勝負! してみようではありませんか。スラスラ数字が出てくる日まで、頑張りましょうね!
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