「얼마예요?(オルマエヨ/いくらですか?)」 と聞いても、値段が聞き取れなくてガッカリ……。
せっかく「일, 이, 삼(イル、イ、サム/1,2,3)……」 と数字を勉強しても、数字の大きい韓国ウォンの世界となると、それはまったく別物に早変わり。何十万という数字が全く聞き取れず、途方に暮れたこともあるのでは。そこで今回は、値段を正確に言い、聞くことができるコツについてお届けしたいと思います。
韓国語の値段聞き取りコツ1:大きい数に慣れよう
「25ドル」、「3ユーロ」など、数が小さいと、外国語を話す身としては助かりますよね。その点においては、韓国語は最悪な(笑)部類にはいるかもしれません。日本円の100円は、韓国ウォンにすると約1070ウォン(2019年11月現在)。ちょっと大きな買い物をすると「何十万ウォンです」 と言われてびっくり! なんだかすごく高い買い物をしたような気分になります。韓国旅行では、数十万ウォンの買い物や飲食を経験する可能性が出てきますよね。そこで早速、「千」、「万」、「十万」 の韓国語を見てみましょう。
- 千:천(チョン)
- 万:만(マン)
- 十万:십만(シンマン)
韓国語の値段聞き取りコツ2:「連音化」などの音韻変化に慣れよう
屋台で食べ物の値段を聞くときも、瞬間的に値段を理解したい!
数字だけならまだしも、「원(ウォン)」 という韓国通過の単位に付くときも連音化します。これは「엔(円/エン)」 という日本の通貨の単位に付いても一緒。例えば、3万円は、「삼만엔(サンマネン〔삼마넨〕)」 となります。
先ほど、千、万、十万の数字を言ってみたときも、いくつか鼻音化していた数字がありましたね。それらの音韻変化のポイントを抑えていないと、いくら聞いても聞くことができない! ということになってしまいます。
ここで、数字を話す際に起こりやすい音韻変化について見てみましょう。
● 連音化の例
・ 「1,500ウォン」 は、「천오백원이에요」 と書いて、〔처노배궈니에요〕 と読みます
・ 「12,000ウォンです」 は、「만이천원이에요」 と書いて、〔마니처눠니에요〕 と読みます
・ 「920円です」 は、「구백이십엔이에요」 と書いて、〔구배기시베니에요〕 と読みます
実際の発音を示す〔 〕内のハングルを、何回も読んで連音化した数字に慣れてくださいね!
● 鼻音化の例
・ 「6万ウォンです」 は、「육만원이에요」 と書いて、〔융마눠니에요〕 と読みます
・ 「30万ウォンです」 は、「삼십만원이에요」 と書いて、〔삼심마눠니에요〕 と読みます
・ 「百万ウォンです」 は、「백만원이에요」 と書いて、〔뱅만원이에요〕 と読みます
実際の発音を示す〔 〕内のハングルを、何回も読んで連音化した数字に慣れてくださいね!
どうでしょう? 音韻変化が起こると、なんだか随分発音が変わった気がしますよね。しかし実際のところは、それに慣れないと値段の聞き取りは難しいのです。これは練習あるのみ!
韓国語の値段聞き取りコツ3:たくさん聞き、言ってみよう
100回、200回……、何度も言ってみよう!
【例】
値段 ハングル文字へ 実際の発音に
300원이에요 → 삼백원이에요 → [삼배궈니에오]
1.6,850ウォンです→ハングル文字へ→ [実際の発音に]
2.17,500ウォンです→ ハングル文字へ→ [実際の発音に]
3.463,200ウォンです→ ハングル文字へ→ [実際の発音に]
4.100円です→ ハングル文字へ→ [実際の発音に]
5.1,890円です→ ハングル文字へ→ [実際の発音に]
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<答>
1.6,850ウォンです→육천팔백오십원이에요→ [육천팔배고시붜니에요]
2.17,500ウォンです→ 만칠천오백원이에요→ [만칠처노배궈니에요]
3.463,200ウォンです→ 사십육만삼천이백원이에요→ [사심늉만삼처니배궈니에요]
4.100円です→ 백엔이에요→ [배게니에요]
5.1,890円です→ 천팔백구십엔이에요→ [천팔백구시베니에요]
※ 数字は、韓国人同士でも理解しにくいときがあります。なので、連音せず、数字を一つずつ区切って話したりもします。
いかがでしたか?この例文だけでも何度も何度も発音して、大きい数の発音に慣れてくださいね。
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