韓国語でバレンタインデーのメッセージを
アンニョンハセヨ? 2月14日はバレンタインデー。そう、韓国でもバレンタインデー(발렌타인 데이/Valentine Day)には、女性から男性にチョコレートを贈る風習があります。日本の女性の中にも、韓国のお友達や恋人、お世話になっている方、そして大好きな韓国人俳優さんなどにチョコレートを贈る予定がある方はいらっしゃるかもしれませんね。今回は、好きな人にチョコレートを贈るときの韓国語をご紹介したいと思います。
<目次>
バレンタインに相手に伝える韓国語…カードに「心を込めて贈ります」
カードのメッセージは、どう書けばいい?
バレンタインデーに勇気を出して告白! なんて方も、いらっしゃるかもしれませんね。好きな人にチョコレートを贈るときに添えるものといえば、そう、カードではないでしょうか。どんなチョコレートが喜んでもらえるかあれこれ頭を悩ませて、カードを選ぶ。そう、カードにはこう書くでしょう。
「心を込めて贈ります」。
韓国語では、
「정성을 담아 보냅니다.」
(チョンソンウル タマ ポネムニダ/心を込めて贈ります)
- 정성:真心、誠意
- 담아:込めて(原型は、담다:込める)
- 보냅니다:贈ります(原型は、보내다:贈る、送る)
そして、勇気のある方、熱き想いを秘めている方は、こちらを!
「사랑을 담아 보냅니다.」
(サランウル タマ ポネムニダ/愛を込めて贈ります)」
- 사랑:愛
バレンタインの手紙で「○○さんへ」とお名前を添えるには
カードに「○○さんへ」と相手の名前を入れたい場合の韓国語をご紹介しましょう。「~さん」は、「~씨」。「~へ」は、「~에게」。ですので、「~씨에게(~さんへ)」です。間柄によっては「~씨(さん)」の部分を、親しみを込めて「~오빠(オッパ/お兄ちゃん、親しい年上の男性を呼ぶ言い方)」にしたり、呼び捨てにして省いたりしても良いかも知れません。용준(ヨンジュン)さんという名前を例に挙げてみると、
※例:
용준씨에게(ヨンジュンシエゲ/ヨンジュンさんへ)
용준오빠에게(ヨンジュンオッパエゲ/ヨンジュン兄さんへ)
용준에게(ヨンジュンエゲ/ヨンジュンへ)
となりますね。
口頭でさりげなくバレンタインの想いを伝えるには
さりげなく想いを伝えたいときは
カードを添えるなんて、恥ずかしいし、重いわ。という方は、口頭で軽く想いを伝えるのも良いかも知れません。「これ、私の気持ち」なんて、韓国語が言えたらバッチリですね。
「이거…제 마음이에요..」
(イゴ チェ マウミエヨ/これ、私の心(気持ち)です)
「이거…제 정성이에요.」
(イゴ チェ チョンソンイエヨ/これ、私の心(気持ち)です)
- 마음:心、気持ち
- 정성:真心、誠意
とても親しい間柄だったら、「제(チェ/私の)」という丁寧体を、「내(ネ/私の)」というパンマル(友達言葉)にしても良いと思いますよ。
韓国語で「花かごに込めて贈ります」って?
韓国風にチョコレートを贈るには
韓国ではバレンタインカードに、こんな風に書く人がいます。
「내 마음을 '꽃바구니'에 담아 보냅니다.」
(ネ マウムル コッバグニエ タマ ポネムニダ/私の思いを花かごに込めて贈ります)
花かごに込めて……? いったい何なのでしょう。
韓国では、女性が男性に、チョコレートと一緒にお花を渡したりすることもあるのですが、日本とちょっと違うのは、贈り物は大きくという韓国の文化。바구니(バグニ/かご)の中にお花やチョコレートだけでなく、ぬいぐるみやらその他プレゼントをこんもり盛って、派手にデコレーションをして渡すのが最近の流行だとか。「なるべく鞄に入るように小さく」「本命には、高級チョコレートを何粒か」と考えがちな日本人とはまったく対照的ですね。
韓国では、バレンタインデーの日に、大きな花かごを持つ男性と女性とのカップルを見かけることがあります。あんなに大きなものを持って恥ずかしくないのかなぁ、と、思わなくもないのですが、私たちが心配するほど、恥ずかしくはないようです。むしろ、アツアツぶりを見せつけられる、男性にとっては‘モテている証拠’と、どちらかといえば嬉しいそうですよ。
韓国では、2月14日のバレンタインデーだけでなく、3月14日のホワイトデー、そして4月14日のブラックデー!? と続きます。それは一体……?
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