4月 卯月熱い夏に向けた準備期間
年度始めである4月も、年始めである1月と同様に、非常に暇な時期です(笑)。主なものとしては中旬に「情報処理技術者試験」、下旬に「証券アナリスト第1次試験」がありますが、月初はもう絶望的にないです。週に1個は何かしら試験を受けてないと不安という資格中毒のかたは、随時試験を実施しているIT系試験などで手を打ちましょう。ただ、この4月は、数ヶ月後に控えている「夏の資格ラッシュ期」に実施される膨大な資格試験の受験申込期間がかなり集中している時期であるため、資格マニアにとっては受験料の支払いで財政が逼迫する時期かも……。特に、申込受付開始日をキリ良く4月1日に設定している資格試験がけっこう多いみたいですね。
5月 皐月いよいよ「夏の資格ラッシュ期」に突入!
5月の終盤からいよいよ「夏の資格ラッシュ期」に入り、資格業界が非常に盛り上がってくる時期ですが、それに先行するかたちで、各種超難関国家試験が次々と実施されます。「旧司法試験(第二次試験・短答式)」「弁理士試験(短答式試験)」「不動産鑑定士試験(短答式試験)」「公認会計士試験(短答式試験)」といった、そうそうたる超難関国家試験がなぜかこの時期に集中しているんですね。すごいっす。「夏の資格ラッシュ期」に話を戻しますが、5月中旬頃~7月中旬頃にかけて、民間資格を中心に集中的に資格試験が実施される時期があり、この時期を鈴木が勝手に「夏の資格ラッシュ期」と呼んでいます。このような現象が起こる背景としては(2月のところでも少しふれましたが)、現状、年に2回実施される資格・検定試験が多く存在しているなか、いろいろとごたごたする年末年始や年度末年度始を避けて、ほぼ半年ごとのペースで試験を実施するとなると、必然的に5~6月あたりと10~11月あたりに実施することとなるためかと推測されます。(あくまで鈴木の私見ですが)
さて、その「夏の資格ラッシュ期」に実施される資格試験ですが、5月中旬頃の「アロマテラピー検定」あたりを皮切りに、「FP技能検定」「英文会計検定」「工業英検」といった資格・検定試験が5月に実施されます。また、夏実施の「司法書士試験」「社会保険労務士試験」「中小企業診断士試験」といった大型国家資格の申込締切が続々と迫り来る時期でもあります。スケジュール管理には要注意!
6月 水無月夏の資格ラッシュピーク期!
それはまるで打ち上げ花火のような |
6月実施試験のうち主なものを挙げてみると、「銀行業務検定」「簿記検定」「CFP資格審査試験」「実用英語技能検定(英検)」「日本漢字能力検定(漢検)」「世界遺産検定」「カラーコーディネーター検定」「秘書検定」などなど。これでもほんの一部ですけれどね……。
ぼちぼち資格業界のトレンドが見えてまいりましたでしょうか。次のページでは、7月~9月のトレンドをご紹介しまーす。